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【中国旅行】海外の空港で飛行機に乗り遅れたらどうしたらいいか

これはわたしの恥ずかしい失敗談です。

2016年の春節(旧正月)に日本に帰省する際、乗り継ぎの上海浦東空港で東京行きの便に乗り遅れるという出来事がありました。

これは乗り継ぎの時間が足りずに搭乗時間に間に合わなかったのではなく、椅子に座ってボヤーっとしていて乗り過ごしたという、目も当てられない出来事でした。

当時は大変なパニックに陥りましたが、最終的にはなんとか帰国の途に着き、今となってはこうしてブログのネタにもでき、よい思い出となっています。

わたしのようにボヤーっとして飛行機を乗り過ごす方はそんなにいないと思いますが、様々な事情が重なって運悪く乗り過ごしてしまうことは、決してないとは言えないでしょう。

ここではこの失敗談について、飛行機を乗り過ごした後どんなふうに手続きを経て帰国することができたかをご紹介します。皆さまのご参考になれば幸いであります。

中国の空港で飛行機に乗り遅れる

その日、上海浦東空港に到着してからの大まかな流れは以下のようになります。

  1. 西安から上海浦東空港に到着。
  2. 東京行きの便の離陸時間が遅れる。
  3. 遅延によるお弁当の提供を受け、食べてしばらく待つ。
  4. 搭乗ゲートに行ったらすでに搭乗締切後だった。
  5. チェックインカウンターの航空会社受付まで戻りチケットの変更をする
  6. 到着ロビー手前の預け荷物引取レーンで預け荷物を返却してもらう
  7. 空港に窓口を出している近隣ホテルを取り、送迎車でホテルへ。
  8. 翌日の便で帰国。

それぞれ解説していきます。長いです!

(記載している時刻はおおよそのものです)

西安から上海浦東空港に到着

午前10時

東方航空MU521で上海にほぼ定刻通り到着しました。出国手続きなどを済ませます。

東京行きの便の離陸時間が遅れる。

午前10時30分

搭乗ゲートに到着すると、搭乗予定(11時30分出発)の成田行きの便が遅延とのこと。この時出発予定時刻は提示されませんでした。

また、同時に搭乗口が1階に変更されました。1階ロビーは外と直接出入りができるために暖房が効きにくく寒いため、2階ロビーで待つことにしました。

これが失敗の元でした。

遅延によるお弁当の提供を受け、食べてしばらく待つ。

午後1時

何度か様子を見に1階に降りてみましたが、出発時刻は提示されず。お弁当の配布が行われていたので、お弁当を受け取り2階ロビーの座席で食べ、またしばらく待っていました。

お弁当を食べお腹が膨れ気が抜けたか、出発時刻も表示されていなかったために長時間待機になるものとタカをくくり、頻繁に1階の搭乗口に確認しに行くことを怠りました。

さらに、携帯電話を充電しようと思い、搭乗口からかなり離れたコンセントのある場所まで移動しました。

知らず知らずマイナスの判断と行動を重ねていたのです。

搭乗口に行ったらすでに搭乗締切後だった。

東京行きの便に乗り遅れたことを知る。

15時

しばらくしてからやっと1階の搭乗口を確認しに行きました。お弁当を食べ終えてから2時間近く経過しています。いま考えると相当のん気ですね。落語の与太郎のようです。

1階の搭乗口付近に座っていた人々の姿が見えません。

おや?と思いカウンターにいた男性係員に聞いてみると、「Already departured(もう離陸しました)」との回答が。

何が起こったか初めは理解できませんでしたが、少しずつ頭が真っ白になっていくのが自分でもわかりました。

その係員とどんなやりとりをしたかはっきり覚えていませんが、「インフォメーションカウンター」に行けとの指示を受けたのだと思います。

インフォメーションカウンターへ

しかし、急いでインフォメーションカウンターに駆けつけたものの、誰もおらず。

途方に暮れつつもなんとかしないといかんと思い、手荷物検査のエリアに行ってそこの係員に聞いてみると、やはりインフォメーションカウンターに行けとの指示。カウンターには誰も座っていないんだ、と言うと、すぐに戻ってくるよとのこと。

もう一度インフォメーションカウンターに行ってみてもやはり誰もおらず、どんどん心細くなってきます。

そこでわたしは、意を決しわたしの旅行の先輩とも言える方に電話をかけ、恥ずかしくも事情を説明し、どうしたらいいか訪ねました。

すると「東方航空のラウンジに行って聞いてみては」とのアドバイスが。なるほど!

東方空港のラウンジへ

早速東方航空のラウンジに行き、受付のお姉さんに聞いてみると、

「改签(ガイチェン)」

との回答が。

ガイチェンとは、切符の変更のことです。お姉さんは乗り過ごした搭乗券を本日これからの便、もしくは明日以降の便に変更せよ、と言っているのです。

あいにくここではガイチェンできないが、出発ロビーにある東方航空のカウンターで手続きできるということを丁寧に教えてくれました。

チェックインカウンターの航空会社受付まで戻りチケットの変更をする。

手荷物検査と出国手続きエリアを逆走する。

16時

もうすでに心も身体もクタクタですが、実はまだ何も解決できていません。

いまわたしがいるのは搭乗ロビーです。ここから空港の入口である出発ロビーに戻らなくてはいけません。そんなことできるのか?

まず先ほど来た手荷物検査エリアにいた係員に事情を説明し、逆走する許可をもらい、再度手荷物検査をしました。

つぎは出国手続きのエリアです。警備員のカウンターかあったのでここでも事情を説明し、戻らなくてはいけない旨を伝えます。

警備員は親切な人で、わたしを出国手続きの担当者のいる窓口まで連れて行ってくれ、そこでパスポートに押印された出国スタンプの上に取消スタンプを押されました。

出発ロビーに到着

出発ロビーまで戻ることができました。東方航空のカウンターは東方航空のチェックインカウンターと同じ場所にありました。受付のお姉さんに事情を話し、別の便に変更できるか訪ねました。

お姉さんは端末を操作し、変更できる便をいくつか提示してくれました。

記憶が不確かですが、確か当日出発で空きのある便があったのですが、料金が高すぎて諦めた気がします。

結局翌日の正午の便で出発することになりました。変更料金は900元くらいでした。当時のレートは忘れましたが、2018年6月現在で15,500円くらいです。痛い出費!

到着ロビー手前の預け荷物引取レーンで預け荷物を返却してもらう

17時

なんとか帰国への道筋を確立することができました。しかしまだ難題が残っています。

預け荷物はどこに?

たった今切符変更の手続きをしてくれた東方航空カウンターのお姉さんによると、荷物はまだこの空港にある、とのこと。1階の荷物引取エリアに行けとの指示。

荷物引取エリアは、目的地に到着して出口の直前にある、預け荷物が出てくるあそこですね。

1階に降り、「行李」と書かれた(荷物の意味)カウンターで、「8番作業員出入口」から入るように指示されました。

8番の作業員出入口に行くと、「4番作業員出入口」から入るように指示されます。

4番作業員出入口の入口に立っていた女性に話し、中に入れてもらいます。

中に入ると作業員用チェックカウンターがあり、そこで手荷物検査と身体チェックを受け、荷物引取エリアへ入ります。

手荷物引取インフォメーションカウンター

荷物引取エリアの真ん中辺りに手荷物引取インフォメーションカウンターがあり、そこで尋ねると、荷物はもう東京に行っているとの回答。

話が違います。もう一度尋ねてみましたがやはり同じ回答。

わたしの中国語がまずいのか、仕方なく日本語のできる中国人の知り合いに電話をかけ、事情を説明し(事情を説明するのは何度目だろう)助っ人をお願いしました。

係員の人に携帯を渡して話してもらいました。すると、荷物のある場所まて連れて行ってくれもらえることになりました。

預け荷物と再会

たくさん荷物の置かれている場所へ連れていってもらい、そこにいた係員に私の乗るはずだった便名を告げると、6番レーンに行くように指示されました。

6番レーンにいた係員にしばらく待つように言われ、そこで待っていると見覚えのあるカバンが!

無事に預け荷物と再会することができました。

空港に窓口を出している近隣ホテルをとる。

いよいよ大詰めです。明日の便に乗りますので今日は宿泊が必要です。このまま空港に泊まるというのはちょっとイヤです。もうそんなに若くないのですよ。

預け荷物引取エリアを出ると到着ロビーです。隅っこの方に近隣ホテルの出張窓口があります。

ひとつだけ人のいる窓口がありましたので受付の女性に今夜泊まりたい旨伝えます。というか、窓口の方を見てたら向こうから声をかけてきたというのが本当です。

「7天」という経済型ホテルチェーンです。

値段を聞いてみると、398元とのこと。ヒェー!高い!市街地だと普通150元前後で泊まれるのに。

さらには、部屋のお湯が出ないということでした。ガックリです。この日は上海に猛烈な寒波が押し寄せ、チョー寒かったのですが、水道管が爆発したためにこの仕打ちであります。

足元見てきやがる、と思いましたが、もうヘトヘトに疲れておりましたので渋々承知しました。

ささやかな休息

外にワゴン車が待機しており、車中にはすでに乗車して待っているお客さんが。わたしが乗車すると発車し、20分ほど(けっこう遠い)でホテルに到着しました。時刻は20時くらいだったと思います。

ホテルの1階にレストランがあったので、そこであんまり美味しくないモツ炒めとご飯とビールで夕食とし、部屋に帰り、ポットでお湯を沸かし、顔と足を洗って寝ました。

長い一日でありました。

写真は翌朝出発時に撮影したホテル入口です。

翌日の便で帰国

翌日の便も遅延した

翌日空港に着くと正午の便は遅延、出発ロビーにあるカフェでケーキとジュースで2時間粘りつつも注意深く時間を確認し、今度は無事飛行機に乗ることができました。

最後に

ここまで長くなりましたが、これでも細かいことをだいぶ省きました。また、空港の係員と何度もコミュニケーションを取りましたが、全て片言の中国語と筆談です。

それでもなんとかなるものです。また、助けになってくれそうな知り合いがいるなら、積極的に連絡を取り、助言を請いたいところです。

何より、二度とこんな目に遭わないためにも、もうちょっと注意深く行動しないといけないと痛感した次第であります。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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