西安に行ってみたいけど、何泊くらいが目安なのか、どんなところに行けばいいのか、漠然としている方もいらっしゃると思います。
西安おすすめ旅行プラン
そこで西安在住、世界遺産から町中の小さなお寺まで足繁く歩き回っている私があなた様に合った西安旅行プランをご提案させていただきます。
前提条件
- 公共の路線バスや地下鉄のみ利用での移動となります。タクシーを貸切チャーターなどするに比べ、移動時間がかかり、バスの発着所などを調べるなどのエネルギーを使います。反面コスパはよいです。
- 初日と最終日は移動日になります。日本と西安は直航便でも4時間前後かかり、北京や上海での乗り継ぎとなると時には倍以上の時間がかかります。ご自宅と空港の移動時間、空港での手続きや待ち時間を入れますとゆうに丸一日かかります。
※航空券の手配は、わたしも日本へ帰国するときの航空券購入に利用している「エクスペディア」が便利です。
初めての西安旅行おすすめプラン
3泊4日コース
前提条件にある通り、初日と最終日は移動日となるので観光はできません。
したがって2泊3日ですと観光がたった1日だけとなり寂しすぎます。ですので最低でも3泊するのがオススメとなります。
- 1日目 移動(中国入国 – 西安到着)
- 2日目 兵馬俑、秦始皇陵、華清池、西安城壁、回民街
- 3日目 陝西省歴史博物館、大善興寺、青龍寺、大雁塔
- 4日目 移動(中国出国 – 帰国)
解説
2日目のスケジュールをこなすにはお早めの出発が肝要です。兵馬俑+秦始皇陵、華清池それぞれ近い場所にあります。華清池は7時半、兵馬俑は8時半開門です。
西安市内から兵馬俑方面行きのバスは複数ありますが、ポピュラーなのは西安駅発の「914路」や「游5(306)路」などです。朝6時半から出ています。これに乗れば華清池の開門時間にちょうどよいでしょう。
秦始皇陵は内部を見学できるわけではないので(未だ発掘調査は行われていない)、敷地には入らず外から眺めるだけでもよいでしょう。
その分、兵馬俑の見学にじっくり時間をかけた方がいいと思います。兵馬俑はやはり一見の価値があります。スケールが違います。
この3箇所の見学を終えて昼食、西安に戻る、という感じです。
西安への戻りは渋滞が予想されますので、来た時よりも時間がかかると考えておいた方がいいでしょう。
また、西安城壁と回民街も入口が近い場所にありますので、どちらを先に散策してもよいでしょう。
3日目は市内観光です。前日のような早起きはしなくても大丈夫でしょう。
とは言っても混雑を避けるためにも、開門と同時に陝西省歴史博物館には入りたいところです。平日でも外に行列ができていることがあるので侮れません。
時間が余ったら小雁塔に行くのもいいでしょう。入場無料ですが敷地内にある博物館は見どころが多いです。
自動車をチャーター
あらかじめ現地の旅行会社で自動車をチャーター(+日本語ガイド)すれば費用はかかりますが旅がとても快適なものになります。
路線バスが到着するのを待ったりする必要がなくなるので時間の短縮になり、訪問できる場所も追加できるかもしれません。
とは言え路線バスに乗って周囲のお客さんの会話(何言ってるかわからないけど)や振る舞いを観察したりするのも旅の醍醐味とわたしは考えます。
目的地に向かう間にも旅の面白味は隠れているのです。
もちろん、新疆のように広大で路線バスも通っていないような場所に行く際はチャーター必須の場合もあります。
今後も魅力のプランを続々更新!
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※西安、中国旅行に必要なポイントをまとめています!