西安から武漢経由で日本に帰国する、徒労の後編です。
前編はこちらです。
武漢経由で西安と日本を往復しての考察
実施後の感想として、
- 列車での移動は寝台車なのでリラックスできる
- 武漢空港と武昌駅までの乗り合いタクシーで金を取られる
- 空港(駅)に到着して離陸(発車)までの時間が長く、眠い
- 3が辛いため、次回も同様なことをするかは、微妙
のような感じになります。
列車の旅は時間はかかるが快適
1.は時間がかかりますが列車の旅を満喫できます。のんびりできます。到着後がいろいろ辛いので、車中でゆっくり休んでおくことが肝要です。まあ、わたしが中国の列車の旅が好きで慣れていることもあると思います。
空港⇔駅の移動でも金が少し飛ぶ
2.は時間帯により仕方ないでしょう。日中であれば武昌駅から地下鉄で武漢空港までアクセスできます。数元~十数元と思います。あるいは空港行きのリムジンバスも運行しています。三十数元です。
しかし今回は行き帰りともに到着が深夜。地下鉄もリムジンバスも終わっている時間帯。タクシーを使うしか選択肢はありません。今回わたしが利用したのは一般のタクシーではなく、乗り合いタクシー。白タクです。中国の駅やバスターミナルには必ず大勢の白タクの客引きが出口で待ち構えています。日本でも空港などで中国人の白タクが問題になっていますね。
行きの武昌駅の出口で声をかけてきたおばさんと話し、100元というので即決しました。リムジンバスの3倍程度の料金なら御の字ではないでしょうか。セダンの自動車に私以外に2人乗客がおり、ひとりは途中の漢口駅で降り、もうひとりはわたしと同様武漢空港で降りました。
帰りの武漢空港からは、はじめ乗客はわたしだけで、320元と言ってきたので、「急いでないので他に客を見つけて安くしてくれんかね」と言ったら、もうひとり見つけてきて200元まで下がりました。もうひとり乗れるはずですが、「あんたの荷物がトランクを占領してるからもう乗せられないよ」と理屈を言われ(笑)、200元で手を打ちました。もうひとりの乗客は漢口のホテルで降り、150元を支払っていました。
行きと帰りで合計300元(5千円くらい)。
辛いのは待ち時間
今回の旅でいちばん辛かったのは3.の待ち時間でした。まだ寒いし、とにかく眠い。
仮眠したら最後、きっと寝過ごすだろうと思い必死に起きていました。眠り込んで万が一荷物が無くなったら大変ですしね。
帰りの成田空港で離陸が3時間遅れましたが、その分武昌駅での待ち時間が短縮されたのは不幸中の幸いと言えるかもしれません。
次回はもうやらない、、、?
結論として、長い待ち時間が発生した場合の時間のつぶし方に苦労します。非常に疲れます。
絶対に自分は寝過ごさない、荷物も盗られないという自信がある方や、夜型で眠くならないという方なら別ですが、普通の人にはおススメできません。
わたしのようなバカのやることです。激安券があったらまたするかもしれません、、、
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