【中国の果物】桑葚(サンシェン)
わたしが桑葚(サンシェン)を初めて見た時は「なんじゃこりゃあ」と思ったものですが、これは桑の実だそうです。
わたしは都会っ子なので(笑)、実家の周囲に桑畑なんてなかったので西安に来るまで桑の実を見たことがありませんでした。
スーパーなどでも見かけた記憶がないので、実はわたしのように桑の実を見たことのない人も多いのではないのでしょうか。
養蚕業の盛んな場所には桑畑があるのでしょうか、よくわかりません。
西安ですと、桑の実は旧正月明けくらいから出始め、もう今(4月末)は売っているところを見かけることはないかな、という感じです。
ミニチュアサイズのブドウをイメージしていただければよいでしょう。
味もブドウのような酸味と甘みがあり、ビタミンC、E、ポリフェノールが豊富です。
まだ赤さが残っている状態のは甘くないそうで、黒く熟せば熟すほど甘みが増すそうです。
値段は500グラムで10元前後(170円くらい)です。
特段、桑の実が西安の特産であるということはないと思いますが、東京近郊で育っているとそれまで見たことのない果物(に限りませんが)に出会うことがあり、面白いです。
日本と違いお求めやすい値段で手に入りますので、スナック菓子より果物を食べていたほうが健康的でよろしいですね。
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日本でも桑の実は手に入るんですね。検索したらいろいろ出てきました。
チリ産ですが冷凍で1キロといったらけっこうな量になりそうですね。
直接食べるのではなくジャムを作るのに使うのでしょうか。