2018年9月30日から10月7日まで中国青海省を旅しました。
青海省の省都西寧市を拠点に、逆時計周りに共和、興海、同徳、貴南、貴徳を訪れ、西寧に戻るというルート。このあたりは「海南チベット族自治州」に属します。
チベット文化を訪ねる(青海省・海南チベット族自治州)
5日目 その3 鲁仓寺(ルーツァンスー)を参拝する
塔秀寺を参拝後、貴南の街に戻る途中にある「鲁仓寺(ルーツァンスー)」に向かいます。
白タクの後部座席にはチベット仏教の少年僧がひとり乗っています。白タクの運ちゃんが塔秀寺で捕まえたようです。商魂たくましい!
修行中の少年もスマホは手放せないようですね。よく見ると念仏らしきものを読んで勉強しているようでした。
鲁仓寺(ルーツァンスー)に到着しました。
鲁仓寺の創建は1889年。
「仓(ツァン)」という字は日本では「倉」になりますので、日本語読みするなら「ろそう寺」といったところでしょうか。
修行僧(?)の人たちが休憩中なのか、外に出てきて座っています。
当時の写真を再確認していたら動画が出てきて、上の写真の修行僧の皆さんは休憩中でなく、外に座って念仏の練習をしているところでした。
「休憩中」だとかなんと適当なことを書いてしまったか反省しきりであります。
街から近いからか、塔秀寺よりも参拝者が多い印象です。
この若いカップルは私の乗っていた同徳から貴南に向かうバスに同乗していました。
チベット仏教寺院の参拝がデートコースというのは、この地方ならではという感じでいいですね。
山羊が休んでいます。
鲁仓寺は小山を背にして建っており、その山に登っていけそうです。
屋根に一筋の光が指していて神々しい感じがします。
山の斜面の小道を五体投地をして進んでいる巡礼者がいます。
日本の都市の生活からは全く想像ができない別の世界を目の当たりにし、時々気の遠くなるような思いに襲われることがあります。
次回は貴徳県に向かいます。