オンライン申請書の作成がとにかく面倒
どんな準備が必要か
2024年2月、中国の西安に渡航するための観光ビザ取得のため、申請準備を行いました。
コロナ禍以前は2週間までの滞在であればノービザでの中国入国が可能でしたが、2024年2月現在はビザ取得が必要です。めんどいです。
ビザ取得のために申請をするわけですが、まずはどんな準備が必要かざっくり確認してみましょう。
以下のYouTube動画が参考になりました。
まずワタシは名古屋在住なので中国政府(在日本の中国大使館)が立ち上げている名古屋ビザセンターのサイトを確認します。他に東京版と大阪版があります。
サイト内に必要な申請書類が提示されています。
ここから各種ビザに共通して必要な書類を引用します。
ビザ申請書類
(一)共通申請書類
1、オンライン記入した「中华人民共和国签证申请表」;
2、パスポート原本及び写し;
3、日本に居住する第三国申請者の場合:在留カード、日本上陸許可または日本査証及び入国証印;
4、元中国籍を有する場合:
① 初めてビザ申請を行う方:旧中国パスポート及び帰化証明書;
② 過去にビザを取った方:旧中国ビザ。
5、証明写真1枚(6か月以内、正面、カラー、帽子の着用不可、背景は白、サイズは、縦48mmX横33mm)。
ふつうの日本人ならば、該当するのは1,2,5です。
加えて観光ビザの取得のためには以下が必要。
◎往復航空券とホテルの予約表;
◎中国国内の関係機関または個人が発行した招聘状※1 個人が招聘状を出す場合にはその招聘人の中国身分証(表裏)の写し
◎クルーズ船で訪中する場合は、その日程表。
ふつうに飛行機で入国する場合で該当するのは一番上の「往復航空券とホテルの予約表」だけですね。
まとめると、観光ビザには以下の書類が必要です。
- オンライン申請書(A4サイズで印刷必須)
- パスポート原本とパスポートのコピー(A4サイズ必須)
- 証明写真(オンライン申請書に添付する電子媒体も必須)
- 往復航空券の情報(A4サイズで印刷必須)
- ホテルの予約表(A4サイズで印刷必須)
オンライン申請書の作成
まずはオンライン申請書の作成から始めましょう。「査証高速リンク」というところから起票できます。途中で保存ができます。
このオンライン申請書が申請準備作業でいちばんボリュームが大きいです。面倒くさく手強いです。
- 入力項目が多い
- 日本語の意味がよく分からない
- ページのつくりがヘボくて入力しずらい箇所がある
なのでオンライン申請書の作成は早めにやりましょう。
なお、「オンライン」と書いてますが、オンライン上で申請書が起票・入力ができるという意味で、オンライン上で申請までできるわけではありません。
最後まで入力し終えるとPDF形式でダウンロードができるようになり、これを印刷してビザセンターに申請しに行きます。
写真撮影
証明写真は要求がキビシク、申請時の鬼門のようです。自分で撮影したものは避けたほうがよさそうです(履歴書に貼る写真などは自分で撮ってコンビニで証明写真用にプリントできる)。
ワタシはカメラのキタムラに行って撮ってもらいました。電子媒体も必要なので3,000円ちょいかかりますが安心安全です。
パスポートのコピー
パスポートのコピーはA4サイズでやりましょう。
また、オンライン申請書を作成していくと分かりますが、これまでビザを取得して中国に入国したことがある人はそのページのコピーも必要です。
ワタシの場合、以前中国で就業していた経験があるので、これまで取得した直近のビザと居留許可証(あれば)のページのコピーもそれぞれ必要となります。
※居留許可証とは中国国内で滞在延長の申請をすると発行される証明書。ビザ同様パスポートに貼られる。
なお、ワタシは昨年パスポートの更新をしたため、就業ビザは古いパスポートに貼ってあります。したがって古いパスポートも提出が必要となります。
古いパスポートはなるだけ捨てずに取っておいたほうがいいですね。
航空券の予約
これがやっかいです。
ビザ申請時に航空券を予約完了しておかないといけないからです。
裕福な皆さんは変更・キャンセル無料の航空券を購入しておけば万が一ビザが降りなかった場合でも安心でしょうが、そのような特典のない安い航空券を買う人も多いでしょう。
したがって渡航計画とビザの申請タイミングは慎重に検討する必要があります。
ビザの種類にもよると思いますが、観光ビザの場合、
- ビザ申請の日から3ヶ月間以内の渡航の申請が可能
- 最大30日間の滞在が可能
- 申請して1週間でビザ発行される
みたいです。
これを目安に航空券購入とビザの申請タイミングの計画を図りましょう。
航空券の予約をしたら予約情報のページをA4で印刷しましょう。
ホテルの予約
ホテルの予約をしたら予約情報のページをA4で印刷しましょう。
なお、ホテルの予約については申請チェックがゆるいみたいです。ダミーの書類提出でも通るらしい、、、
もし現地の知り合いの家に宿泊できるという人などは、キャンセル無料のホテルを予約してビザ取得後にキャンセルする、という悪〜い方法も可能でしょう。
もちろん自己責任での挑戦をよろしくお願いいたします。
ぜんぶ印刷したら申請に行こう
すべて印刷できたら名古屋ビザセンターに申請に行きましょう。
二度手間を回避するためにもしっかり見直しをしておきましょう。
中国ビザ申請 名古屋ビザ申請センター:愛知県名古屋市中区錦1丁目5−11 名古屋伊藤忠ビル 4 階