西安のイスラム食堂・鱼香肉丝盖面と番茄炒鸡蛋盖面
友人とイスラム食堂で麺を食べました。
わたしのチョイスは鱼香肉丝(ユーシャンロース)盖面。
ユーシャンロースは魚料理で用いられる味付けの仕方で肉と野菜を炒めたものです。
日本にはないポピュラーな中華料理のひとつだと思います。
ただ、チンジャオロースもそうなのですが、イスラム食堂のユーシャンロースと漢族の経営する炒め物の店のユーシャンロースはけっこう違います。
味が悪いわけではありません。もちろん美味しいのですが、イスラム食堂の炒め物はなんというか、野菜の切り方などがかなり大ざっぱで(笑)、漢族のものとは一線を画す感じがします。
イスラム食堂は豚肉を使わず牛肉を使うというのも味わいの違いとしてあるでしょうか。
友人は番茄炒鸡蛋盖面。トマトと卵の炒めを麺にかけたものです。
どちらの炒め物もシンプルですが飽きのこない味で、つるつるとした麺がどんどん口に入っていきます。
写真にはないですが、イスラム食堂ではスープもの以外の料理を注文すると、牛肉ラーメンのスープを小さい碗に入れて出してくれます。これがうまい。よい付け合わせとなります。お代わりもしていいですよ。
ところでトマトのことを「番茄(ファンチエ)」と呼んだり「西红柿(シーホンシィ)」と呼ぶのはなぜなんでしょう?