【西安ローカルフード】烤肉(カオロウ)
ひとりで飲みに行ってきました。
お酒のお相手には炒め物や串串もよろしいですが、西安に住んでいるならやはり烤肉(カオロウ)も外せないですね。
上の記事にも書いたのですが、烤肉を食べるならば漢族の店よりも回族、回族の店よりもウイグル族、のようにウイグル族の経営する店が一番うまいのですが、わたしの自宅の周辺に3、4軒あったウイグル族の店が先の秋冬の間に全て閉店してしまいました(笑)
もちろん、弾圧とかそういう物騒な話ではなく、単にウイグル族の人たちはお店の経営が得意じゃないだけだと思います。故郷が恋しくなったとか、暖かくなったらまた始めようや、とかそんな感じなのでは(笑)
したがって今回訪れたのは回族のお店。
羊の烤肉ですね。食べかけの写真でスミマセン。
左はサラダですが、「凉菜(リャンツァイ)」と呼びます。
カウンターに各種大皿に盛られているので好きなものを指差して盛ってもらいます。ニューヨークのデリカテッセンのようですね(笑)
奥の白いのは素焼きのパンを炙ってもらったものです。「干饼(ガンビン)」といいます。
油をたっぷり塗って香辛料をまぶして炙ったものもありますが、それは「油饼(ヨウビン)」といいます。饼を「馍(モ)」と言い換える場合もありますが、意味は同じです。
肉だけを食べていると少し油っぽく感じてくるので、この干饼を一緒にいただくのが大変結構です。
気になる会計は、
羊肉串(2元)×10+凉菜(12元)+干饼(1元)=33元
これに近くのスーパーで買った白酒(7元)で、
計40元といった具合です。670円くらいですね。
凉菜はひとりでは食べきれなかったので包んでもらいました。悪くならないうちにいただきます。
ごちそうさまでした。