週末の住宅街
週末の夕方、自宅の近くです。
凉菜の屋台です。
夜7時くらいになるともう少し屋台が増えるのですが、たまに「城管(チャングアン)」と呼ばれる市街警備の人たちが来て、有無を言わさず屋台を住宅街の端の方に追いやっているのを目にすることがあります。
屋台の人たちが社会秩序をそんなに乱しているとは思えないのですが、店舗を持って商売している人たちからすると、屋台は競合相手になったりして商売の邪魔だということで、
「テナント料を払っているのに屋台のせいで商売あがったりだ、政府は何してるんだ!」
という理屈になるのかもしれません。テナントが入らなければ不動産価値も落ちるでしょうし。
ただ、たまに服装も乱れて見るからにヤクザ崩れのような恰好をしている城管がいて、そんな連中が乱暴に屋台の商売道具を没収したり壊しているのを見聞きすることがあり、そういう時はさすがに「城管くたばれや」と思わずにはいられません。
日本と違い、貧富の差が激しく生活程度や価値観が違う(民族もいろいろある)人々が共存しているのが中国ですが、どんな層の人も納得し、安心して生活できるような街づくりを中共の方々は指導していただきたいものですね。