※清明節の連休(2018年4月5日 – 4月7日)に甘粛省東部への旅行に出かけるため、西安駅に行って切符を取って来た時のことです。
夕暮れの西安駅
午後6時50分。まだだいぶ明るいですね。夏になれば8時くらいまで明るいです。
旅行の当日に切符を受け取ることも可能ですが、万が一受取所が大混雑していて発車時刻に間に合わないなんてことの無いよう、こうして前もって受け取っておきます。
これに限らず、海外ではどこも同じと思いますが、日本での常識が通用しないことを理解し、常に先手先手をいく準備をすることが肝要です。それでも思わぬことで物事の進行がストップすることがあるのが海外生活です。
言い換えれば、なるだけ用意周到にしておけば、何か予測不能の事態が起きても、そんな状況を楽しむこともできます。海外生活の貴重な経験となります。
こちらは西安駅前、城壁の下です。列車を待つ人たちで混雑しています。
外国人は鉄道切符発券機を使用できない
こちらは荷物チェックの入り口です。右の方に混雑しているのが見えますが、これは切符の自動発券機に並ぶ人の列です。ネット予約で購入した切符はこちらで受け取ることができます。しかし外国人には対応していないのです。辛い。
荷物チェックを抜けると有人の切符販売所の窓口があります。
ネット予約ができない人や外国人はこちらです(笑)
ほんの数年前まではこちらの窓口がいつも大混雑している、というのが中国の鉄道の風物詩だったと思いますが今は昔、といった感じでしょうか。
わたしはネット予約しているので、決済後に表示される予約番号を窓口で見せればすぐに発券をしてくれます。その時にパスポートの提示が必要になります。
鉄道切符購入方法
鉄道切符の購入方法は、以下の2通りです。
- 鉄道切符予約サイト(もしくはアプリ)「铁路12306」で購入(受取は窓口で)
- 窓口で直接購入
ネット予約をしていない人は、以下の内容を窓口で告げます。
切符購入に必要な情報
- 何月何日の列車
- 路線名(KXXXとかZXXXなど。XXXは数字)
- 座席種類(硬座、硬臥など)
- 何名か
- 乗車する全員のパスポート番号、氏名(英字名)
全員分のパスポートをそのまま提示してもよいと思います。
以上の内容を窓口係員が登録し、金額を言われますので支払いをします。スマホ決済のできない窓口があるので、事前に確認してから列に並びましょう。現金ならどの窓口でもOK。
支払いが済むと発券され、切符をもらえます。
切符販売所の窓口を出て右に行くと駅の入り口です。直前に切符と身分証のチェックがあります。
出会いと別れの場所、それが中国の鉄道駅ですね。一昔前の日本もこんな感じだったのでしょうか。夕陽が目に染みます。