棍棍面(グングン麺)
麺の国西安の麺シリーズ!お久しぶりです!
初めて入った麺の店に「棍棍面(グングン麺)」がありましたのでいただきました。
店内は清潔感があり、客の入りも多く活気があります。
先にレジで会計を済ますと、このような食券札をもらいました。
銭湯の下駄箱の札のような、、、
着丼しました。これが棍棍面のようです。
じっくりかき混ぜてからいただきます。
印象としては、わたしが普段よく食べている「拉条子(ラーティアオズ)」と比べ、若干コシが弱いかなという感じでした。
とは言え、よく注意して食べないと違いが分からない気も、、、(同じ店で拉条子を食べてみないと正確な比較は難しいですし)
さて、この棍棍面とは何なのでしょう?
拉条子が小麦粉を練って細長くしていくのに対して(麺に伸ばす前に表面に油を塗る工程もある)、棍棍面は小麦粉の塊をある程度こねたら平べったくして包丁で裁断し、それぞれを細長くしていくものです。
麺の太さは同じくらいですが、拉条子が人の手だけで麺を打っていくのに対して、棍棍面は麺1本分を包丁で切ってから伸ばしていく、という違いになります。
この辺りがコシの違いを生むのでしょうか。
いずれにせよ棍棍面の方が麺を作る上では効率が良いので、西安の家庭で麺を打つ際はこのように作るのがポピュラーのようです。
また、以前食べた棍棍面の店はやけに酸味が強く、これが特色のひとつなのかと思っていましたが、今回のお店ではそうでもありませんでした。そのお店の作り手のクセだっただけかもしれません。
麺の国西安の麺はやはり奥が深いですね。