2014年11月25日から29日の日程で、チベット自治区のラサ、シガツェ、ギャンツェを訪れました。
前回はポタラ宮を見学しました。
ラサの名刹を訪ねる
ノルブリンカ
11月26日の正午、ポタラ宮を見学したあと、ノルブリンカにやって来ました。
ノルブリンカの説明をwikiから引用します。
“https://ja.wikipedia.org/wiki/ノルブリンカ” から引用
ノルブリンカ(チベット語:ནོར་བུ་གླིང་ཀ་;ワイリー方式:nor bu gling ka, 中国語:罗布林卡公园)は、中国・チベット自治区の首府ラサにある離宮とその庭園。ダライ・ラマ7世によって1755年より建設され、1950年代に中華人民共和国に接収されるまで夏期の離宮として機能した。敷地全体が現在では公園になっており、ラサの人々の憩いの場になっている。ラサ中心地にあるポタラ宮から西へ約3キロ。総面積約36万平米。「ノルブリンカ」は宝(ノルブ)の庭(リンカ)という意味である。
園内には歴代のダライ・ラマがそれぞれの建物を建造した。ダライ・ラマ14世の住居として1954年に建てられた「タクテン・ポタン」は二階建ての豪奢な建物で、当時の家具やラジオ、レコードプレーヤーなどが残されている。他には、「チェンセル・ポタン(ダライ・ラマ13世の離宮)」、「ツォキル・ポタン(湖中楼)」、「ケルサン・ポタン(ダライ・ラマ8世の離宮)」、13世の図書館、博物館、動物園などがある。
2001年にはラサのポタラ宮の歴史的遺跡群の一部としてユネスコ世界遺産に追加された。
毎年8月にはチベット仏教の最大の祭りである「ショトゥン祭(ヨーグルト祭、夏安居明け祭り)」があり、この時期はノルブリンカでチベタン・オペラ(アチェ・ラモ)がチベット各地から集まった劇団により行われる。特にこの時期はピクニックをするチベット人で賑わう。
1959年3月に中華人民共和国の人民解放軍がラサに入った際、ダライ・ラマ14世が密かに脱出し、難を逃れたが、その際の脱出の舞台になった王宮がここである。
建物の内部は撮影禁止でしたが、wikiの説明にもある通り、レコードプレーヤーが置いてある洋風の部屋があったりして興味深いものでありました。
宗教指導者とはいっても清貧に過ごしているわけではなく、最高権力者として贅沢な生活をしていたんだなという側面も見ることができました。
チベット料理のランチ
14時、ジョカンに向かう前に昼食となりました。
まずはチベットのカレー。ネパールの影響があり、チベットではカレーも食べられます。ご覧の通り、もっさりしたカレーではなく、シャバシャバしたものであります。
カレーにじゃがいもを入れるのは日本独自のカレー文化かと思いましたが、そうでもないことが分かりました。
朝食にもいただいたおうどん「トゥクパ」。
こちらはネパールやチベットでよく食べられる餃子「モモ」です。
炭水化物の応酬です。苦しい!
チベット料理は全体的に素朴な味わいで、独特な香辛料を使ってスパイシーにしているわけではないので、日本人にも親しみやすくいただけるかと思います。
ジョカン(トゥルナン寺、大昭寺)
15時、ジョカンにやって来ました。
ジョカンの説明をwikiから引用します。
“https://ja.wikipedia.org/wiki/トゥルナン寺” から引用
トゥルナン寺(トゥルナンじ)は、中華人民共和国チベット自治区の首府ラサにあるチベット仏教の寺院である。中国名は大昭寺。一般的には本堂に相当する部分の名称であるジョカンと呼ばれることが多い。また、本堂という意味のツクラカンをつけて、トゥルナン・ツクラカンと呼ばれることもある。正門前では、五体投地で祈る熱心なチベット仏教徒を多く見ることができる。
内部には多くのマニ車を備えた回廊があり、コルラすることが出来る。
本尊は、ソンツェン・ガンポに嫁した唐の玄宗皇帝の娘、文成公主が中国から持参したとされる釈迦牟尼像である。
マッキンキンですね。
次回、ラサ郊外の寺院「セラ・ゴンパ」を訪ねます。