2023年4月、福岡、佐賀、長崎を旅しました。以下のような日程で旅しました。
- 1日目(4月16日):中部国際空港→福岡空港へ。博多、長浜のラーメン店をハシゴ。
- 2日目(4月17日):レンタカーで唐津、呼子港を経由し平戸へ。
- 3日目(4月18日):平戸から吉野ケ里遺跡を経由し久留米へ。ラーメン店をハシゴ。
- 4日目(4月19日):久留米から朝倉、太宰府天満宮を経由し福岡市内へ。
- 5日目(4月20日):福岡市内でうどん店をハシゴし、福岡空港→中部国際空港。
当記事は2日目です。1日目は福岡でラーメン三昧しました。
よろしくお願いいたします。
美しい玄界灘の景色を唐津から眺める
レンタカーで佐賀県に向かう
4月17日の午前8時に「平和台ホテル荒戸」をチェックアウトしました。
朝食も付いていてお得なよい宿でありました。
バスで30分以上かけて「ガッツレンタカー福岡南店」へ。
近隣の店舗は毎週水曜日が定休日のため、19日の水曜日に返却しようという私の計画に合わず、水曜日も営業している少し離れたこちらの店舗で車を予約した次第です。
開店の9時前に到着してしまったため、近くを流れる那珂川をぼんやり眺めます。
開店と同時に手続きをしてもらい、ホンダのZESTを発車させました。
ちなみにレンタカー料金は3日間で12,870円でした。これに最後にガソリン代がプラスされます。
車を運転していると旅の途中の景色をバシャバシャ撮れないのが残念ですが、しょうがない。
唐津に到着
11時に佐賀県唐津市に入りました。9時過ぎに福岡市内を出発して、下道を2時間走って到着しました。
唐津城の駐車場に入り損ね、戻ろうとしたところ海岸の前に道に入り、思わず車を停めました。
駐車場から唐津城の城郭が見えます。グッときますね。
唐津城は入場料500円、駐車場300円、エレベーター片道100円がかかりました。
唐津城の天守閣から眺める玄界灘。
カツ丼の呼称に一石を投じる
12時半、唐津城を出て、昼食に「資さんうどん」に入りました。
九州ではポピュラーなうどんチェーンだそうです。東海地方における「スガキヤ」みたいな感じでしょうか。
ミニカツとじ丼+ミニごぼ天肉うどん+ぼた餅セットをチョイス。880円也。
うどんに入っている肉が甘くて柔らかくて美味しかったです。関西風のお出汁も応えられませんね。
あと、こちらでは「カツ丼」を「カツとじ丼」とより正確に表現する傾向があるのでしょうか。
確かに、トンカツを卵とじにした丼を「カツ丼」と称するならば、「ソースカツ丼」はトンカツを卵とじにしたものにソースをかけた丼である必要があるはずです。
けれども、ご承知の通りソースカツ丼はただの(卵とじしていない)トンカツにソースをかけた丼なので、卵とじの有無を明示するために従来のカツ丼を「カツとじ丼」と称していることにはお店の誠実さを感じます。どうでもいいか。
呼子港
13時半、呼子港に到着しました。
呼子港はイカ漁で有名で、イカの活造りが名物です。昼食はうどんにせず、唐津から直接ここに来ればよかった、とちょっと後悔。
呼子朝市が催されている通り。
寅さん第14作「男はつらいよ 寅次郎子守唄」(1970)
さて、唐津市街とこの呼子港は寅さん映画のロケ地となっています。
呼子港では寅さんと春川ますみさん演ずるストリップ嬢がアンパンを食べながら語り合う、寅さんシリーズ屈指の名シーンが撮影されていますが、撮影に使われたポイントは私有地だそうで、気軽に立ち入りできないため訪れませんでした。
映画の最後、地図上の赤い矢印の方向に寅さんが渡し船に乗るシーンがあります。
当地を訪れて思ったのは、そもそも、こんなひなびた漁港に寅さんは何しに来たのか(映画の中で寅さんは2度呼子港を訪れている)、またストリップ場が賑わうような需要があるのか、疑問がいくつか浮かびました。
しかし、映画の公開当時の1970年(昭和45年)は現在では考えられないほど日本は好景気であり、このような地方の街でも多種多様な商売が成り立っていたのでしょう。
地図をよく見ると、近くに愛宕神社があり、寅さんはここに売(バイ、啖呵売の仕事)に訪れていたと考えられなくもありません。
道の駅松浦
15時半、長崎県松浦市にある道の駅でひと休みしました。松浦はアジ漁で有名ですね。
チーズモンブラン(280円)と夜の酒のおつまみにしようと練りもの(200円)をいただきました。
レジで会計をするとおばさんがビニール袋に入れようとしていたので、「や、袋は結構ですよ」と言ったのですが、「すみません、決まりで必ず入れさせてもらってるんです」と言われました。
店の入口に「マイバッグ持ち込み禁止」の掲示がされていたし、もしかしたら万引が横行しているのかもしれません。何だか寂しい思いでモンブランを突っつきました。
さあ、これからもうひとっ走りで平戸に向かいます。
次回、平戸見物し、1泊します。