旅行者にはVPNよりもコチラがおすすめ
日本でSIMカードを用意しておこう
2024年3月、中華人民共和国の陝西省西安市を訪問しました。
飛行機移動を含め、全部で8日間の日程で訪問しました。
中国滞在中の通信は↓のカードを事前に購入しておきました。
お値段、スペック、特色など
中国国内ではGoogle検索、ヤフー検索、YouTubeやTwitter(X)やインスタグラムなどが閲覧できないのですが、このSIMカードならできます。
2024年3月時点のAmazon上で1,380円でした。
8日間で5GBのデータ量を使用できます。
動画を頻繁に見たり、日がなSNSを眺めるような使い方をしなければ十分足りる量だと思います。
設定は簡単
空港で搭乗開始までの待ち時間か、あるいは飛行機の中やホテル到着後、時間に余裕があるときにSIMカードの差し替えをするのがよいでしょう。
SIMカードのスロットを開けるピンも同封されています。
もともと刺しているカードを無くさないように注意!
設定方法はもちろん同封されている紙に記載されていますがポイントは1点。
「ローミング」を有効にすることです。
ローミングを有効にしてもインターネットがつながらない感じであれば、スマホを再起動するとつながると思います。
VPNだけ契約しても外で通信できないので注意
最後にちょっと話がそれますが、VPNを契約するのはどうなの?というところです。
上で説明したとおり、中国国内ではGoogleなどのサービスが使用できないのですが、VPN接続で壁越えをしてこれらのサービスを使用できるようにすることができます。
ただ、それはインターネットが接続できる環境に限られるので、WIFIの電波が届かない屋外ではにっちもさっちもいきません。
VPNはインターネット上に自分だけが使用できる専用線を(仮想的に)設定するものであり、あくまでもインターネットに接続できる環境で使用するものです。
海外転勤や留学などで中国国内に居を定めて生活をするような人であれば現地の電話会社のSIMカードを契約できるので、そのうえで中国ではアクセスできないサービスを利用するためにVPN接続をする意味がありますが、海外旅行者では(現地のSIMカードを入手することは困難)そうもいきません。
したがって、海外旅行者に必要なのはVPN契約ではなく、中国本土でも日本と変わりなくネット環境を満喫できるSIMカードを日本で事前に入手しておき、中国に到着したらそれを使用すればよい、となります。
以上、よろしくお願いします。