西安滞在も終盤にきてちょっと疲れが出てきたが食う
秋林公司
2024年3月、中華人民共和国の陝西省西安市を訪問しました。シリーズものです。
西安城壁の南側、地下鉄4号線「和平門」駅からちょっと南に歩いたところに、「秋林」という老舗デパートがあります。
ここはワタシが西安在住の当時(2014年〜2019年)、日本の100円ショップの商品を扱ったお店がありました。
100円ショップの商品は多くが中国製なので、言わば逆輸入的なお店なわけですが、日本で使い慣れたものが手に入るので当時重宝しておったわけであります。
しかしながら、経済成長を続ける中国にとっては、100円ショップみたいなチマチマした業態はデパートのメインを張れるわけもなく、ワタシが通い始めてからしばらくして無くなってしまいました。
この秋林デパートは小中規模ながらも体力があるようで、時勢に併せて積極的に改善を図り、今回ワタシが訪れたときも1階のフードコートや食品売場は多くの人で賑わっておりました。
食品・惣菜エリアは日本のデパ地下に似た雰囲気があります。
レストランでお食事
秋林を冷やかしたあと別のデパートに移動し、そこのレストランでお食事となりました。
西安訪問もまもなく1週間。レストランでのお食事はワタシにはけっこうツライです。
それは、西安滞在も1週間近くなり、ちょっと疲労が溜まってきたというのと、レストランのご馳走は見た目の小ぎれいさに反して、そんなに美味しくない、というのが挙げられます。
まあ、個人的な感覚であります。ワタシは食堂のざっかけない麺や一品料理が好きなのです。
凉拌醋粉(リャンバン・ツーフェン)。
黒酢の含まれた涼皮(リャンピー)といったところでしょうか。西安のポピュラーな前菜のひとつです。さわやかな酸味と辛味に醋粉の食感が心地よいです。
キノコの炒め。何というメニューかは失念。
葫芦鶏(フールージー)。
茹でた鶏肉に味付けをして揚げたもの。西安式フライドチキンですね。
辛さが欲しければ添えてある粉末唐辛子をつけていただきます。
疙瘩汤(グーダ―タン)。トマトと卵のスープです。
あと锅贴(鍋貼:グオティエ、焼餃子)もいただきましたが写真を撮るのを忘れてしまった!
ごちそうさまでした。
デパートのゲームコーナーで遊ぶ中国の子供たち。
PS5やSwitch、X-BOXのゲームが遊べるみたいです。どんなからくりかは分かりません笑
夜はなんとなく酒を飲みたくなって
夜はなんとなくお酒が飲みたくなり、売店で白酒を買って食堂に行きました。
中国の飲食店は基本持ち込み自由(もちろんダメなお店もある)なのが面白いです。
凉菜(リャンツァイ:サラダ)をいただきます。素菜(スウツァイ)と言います。
煮凍りが入ってるのがうれしい笑。「冻肉(凍肉:ドンロウ)」と言います。西安の名物でもあります。
家常豆腐(ジャーチャンドウフ)。厚揚げの炒めですね。
ポピュラーな豆腐料理で、ワタシ的には麻婆豆腐よりも好きかも。
素菜が余ってしまったので、持ち帰りして宿でひと休み後にまたいただきました。
ごちそうさまでした。
明日は戸県近郊にあるお寺「草堂寺」を訪問する予定です。