週末夜の名古屋随一の危険地帯で濁流に溺れる
2024年10月、名古屋栄の「極太濁流らーめん ら・けいこ 本店」を訪問しました。
21時45分到着。待ち1名。
名古屋栄の女子大小路と言えば東海一の危険地帯として知られていますが笑、22時ちょっと前の、女子大小路では宵の口といった時間帯にラーメンを食いに行くという命がけのプロジェクトであります。
食券購入してからお店の前の椅子で待機。
「らーめん 中盛」をチョイス。
1,000円也。
待機中に食券回収とニンニクの有り無し確認。
ニンニク有りでお願いします!
到着後5分ほどで入店。
男性店員さんが二人で切り盛りしています。
二人ともキビキビした作業ぶりで、入退店するお客さんへの声がけにも余念がありません。
何かと接客や店内の清潔感について否定的な意見を散見しがちのお店なんですが、個人的にはイヤな思いをしたことは一度もないんですよね。
酔客やクセのあるお客さんが多いだろう土地柄で、ダラダラ適当にまわそうとしていたらやっていけないんじゃないかと思います。
着席後6分で着丼。
どーん!まかいとしじょしだいまかいとしじょしだいすぽーん
キャベツ比率の多いヤサイに敬礼。何よりもインパクトがあるのは見るからにプリンプリンな極太縮れ麺。
中盛は麺量:300㌘前後でしょうか。
慎重に丼の底から麺をしっぱりあげます。
スープ少なめな二郎系。
ひと口スープをすすると舌先や口中全体にまとわりつくザラザラ感とまろやかなとろみ。
以前訪問したときに「煮干しなどの魚介の風味も感じます」と書いたんですが、これは豚骨を炊きに炊いて骨まで砕けて溶けていったときの「骨粉的」な風味を魚介的風味に誤解したのかもしれません。
ワタシのド素人な味覚オンチ性のなせる技であったと同時に、豚骨を炊きに炊くことがスープにもたらすザラザラなまろやかさが「魚介っぽいな」と思わせる不思議な感覚。
もはや面倒くさいことは考えずに、ひとりでに暴れまわる麺を箸でなんとかつかみつつ、吸い続けます。
13分ほどで完食。うまかったです。
ごちそうさまでした。
閉店するという噂をSNS上で見ましたが本当でしょうか?
極太濁流らーめん ら・けいこ本店:愛知県名古屋市中区栄4丁目12−6 1階