中央アジア料理に舌鼓を打ちながら目を閉じると悠久のシルクロードの景色が浮かぶ
2025年3月、名古屋市中村区の「タバスム ハラル レストラン」を訪問しました。
18時半到着。待ちなし。店内先客なし。


日本では珍しいウズベキスタン料理のお店。お隣はケバブ屋さん。だったと思いましたがカレー屋さんになってますね。

まずはメニューを激写させていだだきました。















インド・ネパール料理店にあるようなメニューに加えて、ワタシが昔中国在住時に訪れた新疆ウイグル自治区で食した料理が混在しているような印象です。



この印象はあながち間違いではないでしょう。何しろ中央アジアのウズベキスタンはイン・ネパや新疆からほど近く、それぞれの文化から少なくない影響を及ぼし合っていることでしょうから。


「ラグマン」(900円)と「サマルカンドプロフ」(1,000円)をチョイス。
1,900円也。
ラグマンは新疆でもおなじみの麺料理で、茹でた麺の上にトマトや羊肉の入ったソースをかけていただくもの。モッチモチの麺の食感となんとなくパスタな雰囲気のするソースの味わいにやみつきになります。
プロフはまだ食べたことがありませんが、炊き込みご飯の一種のようで、これも新疆の名物である「ポロ」と似たものかと思います。発音も似ていますし。
新疆で食べたポロは羊肉がゴロゴロと入ったとても食いでのあるものでした。
始めにサマルカンドプロフが着丼。
どーん!ぽろふぁべやびゃがごぼぼ



なかなか肉肉しいビジュアル。
炊き込みご飯の上に角切りのゴロゴロお肉が炒めたニンジンとともに載せられています。
これは、羊じゃなくて牛かな?
下には塩味とほんのりスパイスの効いた炊き込みご飯。エキセントリックですが決してしつこくなく、日本の炊き込みご飯にも通ずるホッとする味わい。うまいです。
ラグマンが着丼。
どーん!ぼやほほほわはがががらぐまん


プロフと同じ美しい模様の器。まぶたを閉じるとシルクロードの情景がすぐ間近に浮かんでくるようです。
今回ワタシが選んだラグマンは汁あり。ワタシの認識では新疆のラグマンは汁なしのまぜそば形式のものでしたが、ウズベキスタンには汁ありもあるようです。
プロフ同様にスパイシーさはあるものの優しい味付けで、麺は手打ちと思われるうどんによく似たコシと風味のもの。うまいです。

ただ一点。量が少なすぎですね笑。

もうちょっと量があると満足度高いと思った次第。
食後、お茶をいただきました。

ごちそうさまでした。
タバスム ハラル レストラン:愛知県名古屋市中村区松原町1丁目49