マントウ(饅頭)を作る
「マントウ」を作りました。
マントウ(饅頭)とは、肉まんやあんまんの中身がないもので、蒸しパン的なものです。
中国の北方地域では南方に比べお米が育ちにくいこともあり、このマントウや、ビンと呼ばれる小麦粉をこねて素焼きにしたものなどが慣れ親しまれています。
出来たてのマントウは素晴らしくうまいです。中華(特に北方)の人たちにとってマントウは日本人にとってのお米に当たるものといってもよいでしょう。
食材
- 中力粉・・・200g(だいたい2人分)
※他に用意するもの
- 大きめのボール
- 蒸し器(もしくは蒸す設備→底の深い鍋と蓋があればよい)
- 必要であれば蒸し板(下記手順参照)
- クッキングシート(蒸すときにマントウの下に敷く。本場では薄い布切れを使用している)
調味料
- 砂糖・・・大さじ2
- ドライイースト・・・2g(スーパーに売っている)
- オリーブオイル・・・5g
- 牛乳・・・110ml
調理手順
大きめのボールに食材と調味料を投入。
始めは長箸でかき混ぜる。細かいダマができていく。
石鹸で手をきれいに洗って、清潔なタオルでよく拭いて水分をとってから、こねていきます。
満足したら、ラップに包んで30分ほど置いておきます。これは発酵の過程。30度〜40度くらいの温度下に置くとよりよいらしいです。
今回はラップしてさらにタオルを巻いて、こたつをつけた中に置きました。ちょっと清潔感に問題がありますが、まあ自分で食うだけなので問題なし。
30分ほどして取り上げると、二周りくらいの大きさに膨張していてたまげました。
ラップをとって、さらにこねます。これはガス抜きの過程。丸めて表面がツルツルになるくらいになるまでこねると、黄ばんだ色味になっていることがわかります。
細長く伸ばして小分けにします。
クッキングシートに乗せて蒸します。
片手鍋にたっぷり水を張って沸騰させ、蒸し器を載せて15分。
蒸し器と片手鍋の間に金属の蒸し板を敷いています。100円ショップに売っているもの。
※片手鍋の円周からはみ出るほど強火にすると木製の蒸し器に着火しかねないので気をつけること。
15分後に取り上げると、熱々のマントウが。ウマー!
油っぽい炒めものや煮豚と一緒に食べると、まるで中国や台湾に来たように錯覚できます。
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