ひそかに話題のプレオープン中の新店にて和風ラーメンをいただく
2024年3月、名古屋市天白区の「らぁ麺みっかぼうず NAGOYAbranch」を訪問しました。
20時過ぎに到着。待ちなし。先客なし。
最近できた新しいお店でまだ正式にはオープンしておらず、日、月、火のみのプレオープンということでメニューを絞って営業しておられます。
ワタシは近所なのでこの辺たまに通るのですが、このテナント、以前は鰻屋さんでしたがあまり目立たずにつぶれてしまい、その後直近では沖縄出身らしい方のやっておられたカラオケスナックで、「沖縄そば」のノボリを出してランチ営業もしていたのでタイミング合ったら食ってみようかと思っていたらいつの間にかつぶれちゃってました。
さてこのお店、かつて東京で「柳麺 ちゃぶ屋」「播磨坂 もりずみ」などの名店で腕を振るわれミシュラン一つ星も獲得された森住康二氏が昨年まで千葉で営業していたお店「みっかぼうず」の支店であるとのこと。
すごい人が名古屋のこんな外れにお店を出されたものですね。
正式オープンしたら行列ができそう。
プレオープン中のいまのうちにたっぷり味わっておきたいところです。
ちゃあしゅう麺とライスをチョイス。1,200円也。
食前酒ならぬ食前野菜ジュースが提供されました。
野菜を始めに摂ることで血糖値の上昇を抑制しようという配慮からのありがたいサービスです。
着席後7分ほどで着丼。
ずどーん!ほぴょぴょぴょぶぼぼぼっぼぼぴろーん。
まず和洋折衷といった風合いの丼が印象的。
見るからに柔らかく煮込まれているであろう筍が「和」の上品さを醸し出します。
薄く切られた豚さんが3、4枚ほど。これが脂がじつによく乗った部位で箸でつかむのもすぐ崩れてしまいそうなホロトロなもの。
これをライスに乗せていただくのがたまらんですなあ。
スープは魚介の風味漂う丁寧に取られた純和風なもので、喉元を過ぎると思わず目を閉じて大きく息を付きたくなります。
細い麺は噛むほどに味がにじみ出て、大盛でいただきたかったと思わせるもの。
スープ、ライスともどもあっという間の完食でございました。
メニューは他にも塩ラーメンが控えているようで、正式オープンの暁にはいただきに来たいと思っております。
千葉のお店では背脂チャッチャ系も振る舞われていた様子。こちらもいただいてみたいですなあ。
ごちそうさまでした。
らぁ麺みっかぼうずNAGOYAbranch:愛知県名古屋市天白区原4丁目108 水野マンション 1F