極太暴れ麺発祥のお店。客とお店の理想的な関係性について考える
2024年3月、名古屋市中区の「極太濁流らーめん ら・けいこ 本店」を訪問しました。
21時過ぎ到着。待ちなし。店内3名ほど。
ラーメンの食券はノーマル、中盛、大盛の3種類があります。
最後に訪問したのは3、4年前に1度っきりだったのでよく覚えておらず、店頭に出てきてくれた店員さんに尋ねると、ノーマルが麺量:300㌘とのこと。
「らーめん」(300㌘)をチョイス。900円也。
食券を渡すときにニンニクの有無を聞かれます。もちろんアリで!
名古屋の繁華街でもっとも極悪なエリアに挙げられる女子大小路にあり、殺伐なご店主や店内の不衛生さなどで知られているこのお店。
カウンターや壁、床、座席から見れる範囲での厨房の様子などを眺めるに、そんなに汚れてるかな?
まあ夜で証明も薄暗い感じでしたが、むしろ小ぎれいに保たれている方かと。
また、ワタシが訪問時の店員さんは若い中国人の店員さん2名。ダベリながらも連携の効いたテキパキとした作業をしておられます。
着席後6分ほどで着丼。
どーん!ずぼぼぼぼずぼぼぼっぼおぼずぼぼっぼぼぼっぽぽりょりょりょろぴょーん。
東片端店と同様、キャベツ比率の高いヤサイが気持ちを昂らせます笑
丼の底から麺をしっぱり上げますと、出てまいりました。
ぷるんぷるんで柔らかい舌触りですがしっかりとしたコシのある極太麺。
この麺はクセになりますね。
感極まってどアップ撮影。湯気で曇ってしまいました。
スープは東片端店同様にまろやかで飲みやすいもの。
煮干しなどの魚介の風味も感じます。美味しいです。
「スープがぬるい」という意見も見受けられましたが、たしかに「あちいよ」というものではないです。
あんまりグツグツ煮立てるとスープの味わいの微妙な塩梅が失われるのかもしれません。悩ましいところです。
お店の評価については最近このようなものがありました。
お店からの荒ぶるカウンターパンチhttps://t.co/c0Dm5Ef2P4 pic.twitter.com/S8JDZa6X0Z
— カンフールー (@kang8fulu) March 23, 2024
親切丁寧な接客は確かに気持ちのよいものですが、個人的にはラーメン店のような客単価の低い、回転率が求められるような業態にはマストなものではないと思っています。
無愛想にされてもしょうがないというスタンスで日々ラーメン店を訪問しています。美味しいラーメンをいただければそれでよいのです。
多くの人間が「こっちは客なんだぞ」という態度のままだと、将来的に本当にラーメン店の倒産は増え続け、「ラーメン屋やりたい」というなり手がどんどん減っていってしまうと思います。
ごちそうさまでした。
※東片端店への訪問↓
極太濁流らーめん ら・けいこ本店:愛知県名古屋市中区栄4丁目12−6 1階