礼拝をしているパキスタン人の横で絶品のビリヤニをいただく
2025年10月、名古屋市港区の「PAK LAHORI RESTAURANT」を訪問しました。
17時40分到着。待ちなし。店内先客2名。
先客の2人はもろイスラム教徒!っていう感じの立派なヒゲをたくわえて中東の伝統衣装を身にまとった男性ふたり。
店員さんも奥の厨房にいるおじさんも着ているものこそ洋服ですが、雰囲気は同じで、日本語ができない様子のフロアの店員さんが無言で手をかざした先のテーブルにふらふらと着席しました笑。
メニューに日本語表記はなし。英語なのかパキスタン語なのかもよく分かりません笑。
ただ、「ビリヤニ」に関しては写真から伝わるビジュアルと文字列から瞬時に判別できました。
フロアの店員さんは日本語ができないためか厨房の店員さんを呼んでいる様子。するとヒゲもじゃのおじさんが出てきてワタシのテーブルにやってきたので、ワタシはメニューを指差しながら、
「マトン・ビリヤニ」をチョイス。1,000円也。安い。
ドリンクはコーラをチョイス。
ドリンクはコーラの他、ジンジャー、レモン・ライムの計3種から選べます。缶入り。
サラダが出てきました。
このサラダのドレッシングがなかなか面白い。イン・ネパ料理店のサラダで定番のドレッシングに、もう一味二味スパイシーな風味がプラスされたもの。クミンが含まれていることまでは分かりました笑。
サラダを半分も食べ進まないうちにビリヤニが着丼。
どーん!
早い!ビリヤニとは「炊き込みご飯」であり、カレーやラーメンスープと同様に作り置きされているタイプの料理なので、そもそも器によそえばすぐに提供できるものでありましょう。
今まで訪問したイン・ネパ料理店のビリヤニは提供までに時間がかかっているので、炊き込みでなく炒めてますね笑。
さて、そのお味はというと、ガツンとしたスパイスの風味に加えて、何よりもこんなにサラサラした炊き込みご飯が今まであったろうかというほどにサラサラした食感。日本のお米と全く違う口当たり。コレはウマいぞ!
というか量も多いです。もちろん大歓迎笑。
小皿でカレーが提供されました。マトンカレーっぽいです。アブラっぽいテイストで、羊の獣クサさがたまりません。
ひと口大のマトンがゴロゴロ。
着丼から25分で完食。よくがんばった。
会計時、お座敷を見ると男性客がひとり敷物を敷いてそのうえで礼拝を始めました。厳かな時間を邪魔しないよう、「ごちそうさま」の挨拶もほどほどにお店をあとにしました。
てかこの人たちは名古屋で普段何をして働いているんだろうか笑。
ごちそうさまでした。