食-西安料理、麺

西安名物・「葫芦头(フールートウ)」

葫芦头

西安名物「葫芦头(フールートウ)」です。

ガイドブックなどで西安名物を紐解くと、「泡馍(パオモ)」は必ず出てきますが、このフールートウはその兄弟というか親戚というか、似た料理です。

「フールウトウ」と聞くとなんだか「静かな森林で奏でられる心地よい笛の音」みたいなものを想像されるかもしれませんが、豚ホルモンのスープに千切ったパンが入ってるものです。

入口のレジで注文をして、碗と饼(ビン・窯焼きの固パン。モとも呼ぶ)を渡されます。

葫芦头

着席してこれをひたすら千切ります。

骨が折れますが続けます。

がんばって二つのビンを千切り終えました。お腹が減っているのに10分くらいかかりました。

そばにいた店員のおばさんが「そんなに細かく千切らなくていいのに」と言って碗を厨房に持って行きました。早く言えよ!

葫芦头

お店の雰囲気はこんな感じです。豚肉を扱うのでもちろん回族(イスラム教を信仰する)の店ではありませんが、夜は牛肉や羊肉の烤肉串を提供する飲み屋さんになります。

葫芦头

これがフールートウです。豚や鶏を煮込んだスープにホルモン、各種野菜、そしてさきほど苦心して千切ったビンが入っています。これをお茶漬けをすするように碗に口をつけて箸で集めながらすすっていきます。

葫芦头

これがかき混ぜた後です。スプーンで食べる方が便利な気がしますが、子供はスプーンで食べていますが、大人たちは碗に口をつけて黙々と食べています。いいですね、この雰囲気。

スープのダシもよくきいていて一気に食べ終えられてしまうのですが、この千切ったビンはスープを吸って胃の中でどんどん膨張して食後しばらくしてからお腹がパンパンになることを自覚します。

西安にお越しの方はぜひフールートウをご賞味を。けれどビンは1個か2個にしておくのがよろしいでしょう。