【中国の食】馄炖(ワンタン)
今日の朝食は「馄炖(ワンタン:フンドゥン)」を食べました。
ご覧の通り、ワンタンのことです。西安にはワンタンのチェーン店がたくさんありますので、手軽にいただける軽食のひとつです。中国全土で食べられるポピュラーな料理のひとつでしょう。
緑色の野菜はパクチーです。パクチーは西安で見かける料理には欠かせないとは言わないまでも、よく見かけます。このようなスープ系のものや、麺には必ずパクチーが入っています。
パクチーが苦手の人は注文の際、「不要香菜(シャンツァイ・パクチーのこと)」(パクチーいりません)と申告します。
ただ、日本のタイ料理店やベトナム料理店で味わうパクチーのあの鮮烈な香りは薄いです。ほとんどないと言っていいかもしれません。品種が違うのか、栽培する土壌が東南アジアや日本のものと異なるのかはわかりませんが。
さて、このワンタンを食べた店のテーブルに油泼辣子(ヨウポーラーズ・ラー油のこと)が置いてありましたので写真を撮ってみました。
日本で10年くらい前に桃屋が出したラー油がブームになりましたが、外見はあれとよく似ています。
ただ桃屋のラー油は既存のラー油に日本人好みのコクを加えた感じの味わいですが、西安の油泼辣子は辛さも風味もひと味違います。西安にお越しの際はぜひご賞味を。
この店の卓上にある油泼辣子にはフタがしないで置いてありました。おそらく営業中も閉店後もずっとこのままでしょう。ほんの少し衛生面について考慮してほしいと思います(笑)