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【西安のイスラム食堂】丁丁炒面
「丁丁炒面(ディンディンチャオミェン)」はイスラム独特の炒め麺で、麺を短く切ってから茹でたものを野菜や肉と炒めたものです。
ご覧の通り箸では少し食べづらいのでスプーンでいただきます。麺が食べやすいサイズにカットされているので、スルスルと口の中に入っていく感触がなんとも言えません。
西安では丁丁炒面はそれほどポピュラーなイスラム麺料理ではない感じです。
西安よりも西、甘粛省や青海省に行くと、店先で丁丁炒面を炒めているのを周囲の大勢の持ち帰り客が無言で見つめている光景を目にすることがあります。
また、イスラム食堂ですので肉はもちろん牛肉なのですが、新疆ウイグル自治区に行くと羊肉になります。
羊肉のあの独特の匂いが野菜や麺に絡まって実に味わい深くなります。
わたしにとって丁丁炒面はシルクロードの奥深さを感じる料理のひとつなのです。