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【映画】カモン カモン (C’mon C’mon)

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カモン カモン (C’mon C’mon)

2022年4月27日 水曜日 プライムツリー赤池・TOHOシネマにて鑑賞。

2021年公開。監督はマイク・ミルズ、主演はホアキン・フェニックス。モノクロ撮影。

おっさんと子どもの心の交流的なヒューマンドラマと思って観てみたが違いました。

単なるヒューマンドラマとは一線を画す、観るものの再生を促す映画でありました。

主人公のおっさんは同僚たちと子どもたちにインタビューをしながらアメリカ各地を周るラジオジャーナリストという職業らしい。要は取材対象の子どもたちから聞き取ったことを取りまとめてラジオ番組で発表する、という感じでしょうか。

おっさんと子供との交流と、子どもたちへのインタビューが対となり、映画の核をなします。

インタビューされる子どもたちの答える、不安に苛まれながらも満ち溢れる未来への標榜が、同じくおっさんである自分には直視できない眩しさを感じます。

さて、さえないおっさんを演じるホアキン・フェニックス、かつては悲劇の死を遂げた若き名優の弟が、着実にキャリアを積んで、いまやその兄貴の名声を越える存在となりました。兄貴もきっと天国で得意になっていることでしょう。

ただ、腹が出ていて不健康そうなのが気になる。この映画の中でもそれを暗示させるシーンがありますが、彼はヴィーガンらしいですが、そのこととと関係があるかなしか。

ちなみに主人公のお姉さん役のギャビー・ホフマンは「フィールド・オブ・ドリームス」の女の子の役の子だった!懐かしい!渋い女性になったなあ。わしも年をとるわけだ。

リヴァー・フェニックス ケビン・コスナー グラディエーター

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