2019年9月12日-14日に寧夏(ニンシア、ねいか)回族自治区にある「須弥山石窟(シューミーシャン・シークー、すみさんせっくつ)」を訪ねました。
前回は三营鎮周辺を散策、食事をしたあと固原の街に戻り、ホテルにチェックインしました。
寧夏回族自治区に大仏様を見に行く
羊で飲ろうぜ
ホテルでひと休みした後、18時少し前、夕食に出かけます。
「永禄羊羔肉(ヨンルー・ヤンガオロウ)」。羊料理を売りにしているレストランです。
「手抓羊肉(ショウジュアヤンロウ)」をいただきます。茹でた骨付き羊肉です。かつて蘭州で現地のガイドさんに教えてもらって以来、やみつきになった私にとって羊料理の王様です。
付け合わせの玉ねぎと一緒に、塩、醤油、粉末唐辛子をつけていただきます。
いっしょにキクラゲと玉ねぎのサラダもいただきます。脂っこい羊肉に生玉ねぎは相性がいいですね。
固原の街をぶらぶら
食事が終わり外に出ると暗くなっていました。ぶらぶら歩いてみます。
ローカルな地元のデパートです。やはりこの周辺が人が多く、繁華街の中心地のようです。
デパートを探検してみましょう。
中国全土のデパートを周ったわけではないですが、中国のデパートってこんな感じに吹き抜けがあって見通しがいい作りになっています。
中国のスポーツブランド「リーニン(李宁)」。
創業者は体操のオリンピック代表選手で、中国代表のみならず、諸外国の代表ユニフォームに起用されたりする世界的なブランドになっています。
私も以前リーニンのスニーカーをセールで買って愛用していました。
家電売場はあんまり人がいない印象です。
カジュアル雑貨、衣料のフロア。
人のいるフロアといないフロアが顕著でした。
デパート周辺をぶらぶらします。
汆面
ここで麺を食べましょう。
いい雰囲気の店内です。
汆面(ツァン麺)。汆の意味は「熱湯でさっと茹でる」という意味で、汆面は麺を茹でている鍋の中に具材や調味料を投じていって味をつける、というものかと思います。
寧夏の汆面は写真のように肉団子が入っているのが特徴のようです。
うまいです。温まります。
付け合せに面汤(麺タン)とお漬物。面汤は麺の茹で汁、そば湯のことです。面汤があるってことは麺は別に茹でているということかな?
腹ごなしにさらに歩きます。
串揚げの屋台
ウォー、美味しそうな屋台。
好きな串を選んで、油で揚げたのを香辛料で和えてくれるものです。
何串か買って、ついでにコンビニでビールを買って、いっしょにホテルでいただきましょう。
ホテルに戻ってきました。明かりが怪しい、、、
寧夏の地ビール。「西夏」は唐代から南宋の時代まで存在したタングート族の王朝です。現在の寧夏回族自治区の首府である銀川を首都としていました。
串の写真を撮り忘れました!
という感じで、固原駅前の簡易宿から始まった長い一日が終わりました。おやすみなさい。
ホテルの朝食に舌鼓を打ち、西安に帰る
ホテルの朝食はバイキング。
特色は目の前で麺を打ってくれる牛肉麺!麺も食い放題!うっひょう〜!
2杯目はサラダとゆで卵も投入し豪華にいただきました!贅沢!
昨日頼んだ長距離タクシーがホテルまで迎えに来てくれました。料金が高かっただけあります。
運転手の兄ちゃんは威勢のいいタイプで、「日本人が何をしにきた」とか「いくら稼いでいるか」「その年でなぜ結婚をしていないか」など耳の痛いことを根掘り葉掘り聞かれましたが、私の自宅まで送ってくれて、「次に寧夏方面へ来る時はおれにまかせろ」と頼もしいお言葉をいただきました。
今回の旅は終始曇り空で時おり雨がちらつく不安定な気候でしたが、以前銀川を旅行した際もこのような天候が多かった印象がありました。
それはけして悪口とかイヤミを言いたいのではなく、私にとって寧夏回族自治区の空はこのようなものなのです。人生晴れたり曇ったり。しょうがない。
以上、須弥山石窟の旅行でした。
ここまで読んでいただきまして、本当に感謝!
ありがとうございました!