2019年10月2日-3日、甘粛省慶陽市に石窟めぐりの旅をしました。
昨夜は慶陽の街をぶらぶらし、羊と麺を食べました。
甘粛省慶陽市に石窟見物に行く
バスで鎮原県に行く
10月3日、午前7時半起床、8時に宿をチェックアウトし、西峰バスターミナルに向かいました。
バスターミナルに食堂があったので朝食をいただくことにしました。
これから乗るバスはそんなに長時間乗らない予定でしたので、万が一車内で腹痛に襲われても大丈夫だろうという判断であります。
杂酱面。ジャージャー麺ですね。
かき混ぜていただきます。
昨晩食べた麺とさほど変わりないものですが、うまかったです。中国の西北地方では米よりも小麦を主食としますので、毎日麺を食べることはおかしいことではありません。
日本のラーメンのように濃厚な味付けではないので、見た目ほどくどくなく、あっさりいただけます。辛いですけどね。辛いのがイヤなら唐辛子抜きもできます。
9時前、鎮原県に向かうバスが発車しました。
鎮原県は慶陽市街の西側にある県です。60キロほど離れています。
草花の名前に疎いですが、何という花でしょうか?キレイなお花畑ですね。
蒲河(プハー)です。黄河の支流の支流の支流になります。ミニ黄河ですね。
10時、鎮原県バスターミナルに到着しました。
石空寺石窟
バスターミナルから徒歩5分くらいで「石空寺石窟(シーコンシー・シークー)」に到着します。便利な場所にあります。
石窟前は広場として整備されています。ちょうど雨が降っていることもあり、広場にはほとんど人はいません。
石窟が見えてきました。結構でかいです。
石空寺石窟は宋代から開削が始まり、明、清に至るまで拡大され続けました。
高さは約8メートル,幅約10メートル、この大きさの石窟が正面から見て左右に一部屋ずつあります。
ところどころ朽ちていたり手が欠損していますが、それが逆に想像力を掻き立てます。
当時は彩色がされていたことがわかります。
正面の広場です。誰もいません。
石空寺
石窟の傍らにあるお堂です。
これらのお堂も風情があります。雨が降っているのもいいです。
西安に戻る
バスターミナルに戻り、咸陽国際空港を経由し西安駅に行くバスに乗ります。
11時にバスが発車、14半頃、ガソリンスタンドに立ち寄って給油兼休憩となりました。
長距離バスに乗ると、たまに途中で給油したりします。
給油中は乗客はみんな降りるよう促されます。
17時に西安駅に到着しました。空港を経由したこともあり、かなり時間がかかりました。
以上、慶陽石窟めぐりの旅でした。
ここまで読んでいただき、大変感謝!
ありがとうございました!