名古屋のチベット仏教寺院・強巴林(チャンバリン)
名古屋にチベット仏教寺院があると知って早速参拝してきました。
「強巴林(チャンバリン)」は2005年創建。中国のチベット自治区の首府ラサにある寺院「ジョカン(トゥルナン寺、大昭寺)」から正式に認められたチベット寺院だそうです。
住職である森下永敏大僧正はもともと主婦であったのが流産を経験したことをきっかけに仏教の道に入ったという、世襲が多そうなイメージの仏僧としては異色な経歴の方です。
修行の過程でチベットに渡り、チベット仏教の高僧と交流を深められたそうです。
周囲に複数の寺院(チベット寺院ではない)があり、同じグループ寺院みたいです。詳しくは分かりません。
マニ車があります。
寺院内部は撮影禁止だったので、写真はここまで。拝観料は200円です。
中に入ると奥に釈迦牟尼像がお祀りされています。チベット仏教らしい色彩とデザインの装飾がふんだんに施され、お釈迦様の一生を描いたチベット風の絵など、雰囲気あります。
2階に上がると住職がチベットに滞在していた時の様子、チベットに設立した小学校、有名人と一緒に撮った写真などが展示されています。
原監督や山崎武司と一緒に写ってる写真はいいとして、スティーヴィー・ワンダーとの写真まであるのはちょっとずっこけてしまいました。
チベット滞在時の写真からもなんとなく伝わってきますが、自己プロデュース能力のある方なんだなというのはおぼろげに感じた次第であります。
日本においてチベット仏教は馴染みが薄いため、チベット仏教の歴史や成り立ちなど紹介する展示があれば、日本にチベット仏教寺院があることの存在価値が可視化しやすくなるのではないかと思いました。
強巴林(チャンバリン):愛知県名古屋市守山区青葉台101