2016年のお正月、甘粛省の天水市を旅しました。
- 1日目:深夜に鉄道で西安から天水に移動。世界遺産「麦積山石窟」とその近郊にある名刹「仙人崖」を見学し、天水市内に戻り一泊
- 2日目:天水郊外にある三国時代の史跡「街亭古戦場」、天水市内の名所旧跡「伏羲廟」「玉泉観」「南郭寺」「李広墓」をそれぞれ見学し、西安に戻る
前回は世界遺産「麦積山石窟」を見学しました。
大自然が織りなす奇跡の岩肌に建てられた寺院
然然(レンレン)をいただく
麦積山石窟から北に約12キロ、路線バスで30分ほどの場所に「仙人崖(シェンレンヤー)」があります。
仙人崖は山の岩肌に造られた明代から続く道教寺院です。
1月1日の11時過ぎ、仙人崖のバス停に到着しました。バス停から30分くらい歩きます。
屋台が出ていたのでひと休みすることにしました。
天水名物のひとつ「然然(レンレン)」をいただきます。
でんぷん質の塊にピリ辛のタレをかけていただくもので、とても素朴な味わいです。
西安の「涼皮(リャンピー)」と同系統の小吃(シャオチー、軽食のこと)です。
仙人崖を訪う
それでは仙人崖を見に行きましょう。
見えてきました。
せり出した山の岩肌があたかも屋根のように形成され、その下の通路にお堂や家屋が建てられています。
お堂にお参りしていきましょう。
山を下っていきます。
岩肌をみると、地層が横でなく縦に重なっているのが分かります。
次回、天水の街に移動し、翌日に三国時代の史跡「街亭古戦場」を見学します。