2016年12月、1泊2日で陝西省の韓城市に行ってきました。
- 1日目:朝、西安駅から鉄道で韓城駅に移動。司馬遷墓、韓城古城、文廟を見学
- 2日目:党家村、大禹庙を見学し、鉄道で西安駅に戻る
前回は西安から鉄道で韓城に到着後、司馬遷墓を見学しました。
韓城の街はゴミゴミしておらず雰囲気がよい
韓城古城
12月17日の16時頃、司馬遷墓から韓城市街に戻ってきました。位置関係は下の地図のようになります。
韓城市の中心に位置するのが古城、少しだけ北東に市街があり、10㌔ほど南方に「司馬遷墓」、北東に明日訪問予定の「党家村(ダンジャーツン)」があります。
地図の外になりますが、もう少し北には「竜門(ロンメン)」があります。「登竜門」の故事で知られる場所です。今回行ってないです。スミマセン。この記事の執筆のために再度調べたら、寂れてはいるものの、訪問した場所が「竜門」であることが分かりました。
古城というのは旧市街のことです。昔ながらの中国の街の雰囲気を味わえます。
古城の一帯は高い建物がなく、外で座っている人たちはいかにものんびりした様子。いいですね。
やあ、実にいい雰囲気ですね。
韓城博物館。
博物館はもう閉館時間でしたので、傍らにあった文廟を見学することにしました。
文廟は孔子さんを祀ったお寺です。
文廟もお堂はほとんど錠がかかっていました。残念。
昔の中国にタイムスリップした感があります。
観光客もほとんどおらず、いるのは小日本のワタシくらいですね。
ただ、よくよく調べると中国政府は2001年に600万元を投資してこの一帯の石造り等の修復をして明代にあった往時の状態を再現したうえで、この界隈を世界遺産に申請しているようです。
修復規模によりますが、大規模なら世界遺産は難しいんじゃないでしょうか、、、
ともあれとても雰囲気のよいところです。
韓城市街をブラつく
宿の戻ってひと休みした後、こんどは市街に出ばりました。
市街の規模は小さいですが、中国ならではの雑踏があります。
地下街もあり、冬なので地下街の方が人出は多いです。
羊肉饸饹(ヤンロウハーラー)を食う
食堂に入り、羊肉饸饹(ヤンロウハーラー)をチョイスしました。
饸饹は穴の空いた器具にこねた小麦粉を入れて、穴から押し出して作るところてん方式の麺です。
黄土色っぽい麺は蕎麦粉の麺です。けれども日本蕎麦とは一線を画す風味や味わいがあります。饸饹なのでボソボソした食感があります。
しかしながら羊の味を出した辛いスープがこのボソボソ麺によく絡み、食べでのあるしっかりした味わいを作り出しています。うまいです。
西安では饸饹を他の麺と比べてそんなに美味しいと思ったことはないですが、この羊肉饸饹は絶品だと思います。
明日は黄河をちょっと見た後、党家村を見学します。