「忘れられない」と言ってはいるが「昔ながら」とは言ってない(都々逸調で)
2023年10月、名古屋市天白区の「餃子の王将 天白植田店」を訪問しました。
13時過ぎ到着。待ち無し。
カウンター席は埋まっているようで、二人がけのテーブル席に通されました。
「忘れられない中華そば」と餃子、小ライスをチョイス。合計:1,177円也。
隣のテーブルでイベント関係の仕事をしていると思しき男女が話をしていたので、聞く気なんぞありませんですが、自ずと耳に入ってきてしまいました。
- 若手の男性と上司らしき年上女性
- まだ一緒に仕事を初めて間もない様子
- 専門学校だか大学だかで撮影や録音の機材に日常的に触れていた男性
- いままで仕事で一番つらかったことは?と聞く女性
- 複数の仕事が並行に進んで寝る時間がほとんどない期間があって、それが一番つらかったですねと答える男性
むちゃくちゃどうでもいい内容です。
餃子の王将で面接官みたいなことを聞く女性も女性ですが、流暢に模範解答する男も男です。王将はそういう場所じゃないんだ!もっと面白い話をしてくれ!
入店して10分ほどで到着。
「忘れられない中華そば」とありますが、私はこれを「昔懐かしい」という意味に解釈して、あっさりめの中華そばだと思っていたのですが、背脂がけっこう入っていて、スープ表面に薄く油膜が張っています。
チャッチャ系というほどではないものの、なかなか攻めている感じ。チャーシューも脂分の多い部位が使われており、こってりとしています。白飯がいただきたくなるもの。
スープも獣性が強く、塩気も強いです。やはり現代風な感じです。
どうも「忘れられない」というのは、懐古的な意味も若干含まれるものの、どちらかというと「一度食べたら忘れられない」という意味の方が強そうです。
今回の記事のタイトル↑はそういう意味です。
なんだかんだと理屈を思い浮かべている間にスープまで飲んでしまいました。
ごちそうさまでした。
会計を済ませて外へ出たら、隣のテーブルにいた若い男の方が電子タバコ吸っていました。
餃子の王将 天白植田店:愛知県名古屋市天白区植田西1丁目401 SSビル 1F