最近増えてるラーメン自販機をお試ししてみた
コスパ以外のアドバンテージをどれだけ伸ばせるか
2023年10月、名古屋市天白区にある「RAMEN STOCK24」を訪問しました。
RAMEN STOCK24は冷凍ラーメンの自販機です。
地下鉄鶴舞線の原駅を出て南下し、自転車ショップ「サンキ」さんの手前の駐車場にあります。
22時50分頃到着、待ちなし。当たり前か。
メニューは以下の5種類で各種1,000円/食となります。
- 煮干し
- 家系
- 二郎系
- 辛味噌
- 醤油
冷凍食品を扱う自販機商品ということで、お店で食べるよりもお得感があるかなと思いきや、ちょっと高いです。
とはいえ、二郎系に関して言えば、この自販機の徒歩圏内に二郎系ラーメン店はありませんので、電車賃やガソリン代を費やして足を伸ばすよりかは安いと言えます。いまや1杯900円以上が当たり前なので。
二郎系に関しては上記の通りですが、他のラーメンに関してはどうでしょう。
凪、武蔵家、花道、くじら軒、東京では存在感のあるラーメン店のネームバリューが名古屋の端っこでどのくらい生きるか、、、今後の動向を注視したいです。
二郎系「豚拳(豚パンチ)」を購入
そんなわけで今回は二郎系の「豚拳(豚パンチ)」をチョイス。1,000円也。
重いです。ズシリとします。内容量600㌘とあります。
コスパの話ばかりで恐縮ですが、この商品は麺量300グラムという点で、他の商品よりコスパはよいと言えるでしょう。二人で半分ずつにしても一食分の量になります。
いざ開封の儀
購入当日は夜遅かったので、後日あらためて開封。
麺とスープに、おろしニンニクが少量入っています。
スープには豚さんが閉じ込められています!
スーパー等で売られている生食麺と差別化されるポイントは、スープがそのまま冷凍されている点でしょう。
タレや粉末をお湯で薄めるものではないところに期待感があります。
どうりで重かったはずです。
こちらが調理手順。スープは15分以上湯煎せよと書いてるのがポイントです。
調理風景は割愛!
さて、今回自前で用意したのは以下。
- もやし
- きざみニンニク
- きざみタマネギ
- チンゲンサイ
二郎系でヤサイと言えばもやしとキャベツが定番ですが、チンゲンサイで代用とさせていただきました。
調理風景は割愛!スミマセン。台所汚いので(笑)。
ざっくり作業手順を箇条書きにすると、こんな感じ。
- 麺茹で用のお湯を沸かす(でっかい鍋が必要)
- スープの湯煎開始→15分
- ヤサイを切る
- ヤサイを茹でる→2分くらい
- 麺茹で開始→8分くらい。都度食感を確認
- 麺をザルに湯切りして器に開ける
- スープを器に注ぐ
- ヤサイを器に盛る
- 出来上がり
麺を器に盛った図。
一般的にはスープ→麺の順だと思いますが、それはカエシとスープが別なためにスープを先に注いで混ぜる必要があるため、という認識でおります。
一方、この商品はスープがすでに完成されていますので、麺を先に盛ってよいのであります。
なにしろド素人が作っていますので、スープの後に麺を入れると、スープが周囲に跳ねてしまいそうで怖かったのです。
完成!
できました〜!うひょう〜
美しい!
なんだか得も言われぬ達成感があります。
感想
ヤサイを少しずつ片付けながら、麺をしっぱり出していきます。
麺はストレートな極太の平打ちで、食感はパツとしたもので、チェーン系の二郎系、二郎系専門じゃないラーメン店で出す二郎系ラーメンにありそうな感じです。
あるいは、セブンイレブンの「豚ラーメン」の麺に近いかもしれません。
スープはライト乳化で塩気が強め。麺をスープによくひたして、からませていただくのがポイントだと思います。
豚さんはホロホロのヤワで素晴らしい味わいでした。
食後の感想としては、
- ライトな二郎系としての完成度は高い
- トッピングの自由度は無限大!
- 湯煎に時間がかかるなど、スーパーで入手できる商品に比べると手間がかかる
- 二郎系を家庭で再現してみたい人たちの入口になるかも
- もしくは再現したいがやっぱり面倒な人たちの行き着く選択肢として最適かも(笑)
注意事項としては、
- 麺茹で用に大きめの鍋が必要。麺量が多いため、おそらく片手鍋ではしっかり茹でられない
- 一人暮らしの部屋のコンロ1つだけでは並行作業ができないので、調理手順をよく段取りしてから進める必要アリ
みたいな感じです。
みなさまの参考になれば幸いです。
ごちそうさまでした。
自販機のある場所(駐車場)の地図を示します。
タイムズ原第3:愛知県名古屋市天白区原4丁目1717