岐阜名物?「冷やしたぬきそば」の名店
2023年12月、岐阜県岐阜市の蕎麦・うどん店「更科」を訪問しました。
正午ちょっと前に到着。待ちなし。
創業1928年。休日には行列ができるという老舗。
岐阜の名物というのかどうか分かりませんが、市内にいくつか専門店がある「冷やしたぬき(そば)」はこのお店にルーツがあるるようです。
冷やしたぬき以外にも味噌煮込みなど温かいうどん・そばもいただけて、天ぷらや丼のメニューも充実しています。
広い店内ほぼ満席。いくつかある長テーブルの端の1席が空いておりました。席に着く前に店員さんにメニューを手渡されます。
冷やしたぬきのおそば(並)をチョイス。680円也。
着席して湯呑みにポットのお茶をセルフで注ぐやいなや着丼。立ち食いそば店よりも早い提供笑
底に溜まっているタレをからませるべく、よくかきまぜます。丼の縁についているワサビも少しずつ加えていきます。
そばは太切りで咀嚼しがいのあるもの。口に含むとお蕎麦特有の涼やかな風味が鼻孔を突き抜けます。
タレとからんだ天かすの適度な油っぽさが蕎麦の風味との相乗効果をもたらしています。小ぶりのお揚げもうまい。天かすとお揚げは増量するのがオススメかもしれません。
普段家で茹でて食べるのはスーパーで売っている安い乾麺ですが、成分量表示を見ると小麦粉→蕎麦粉の順番で表記されています。
小麦粉の方が含有量が多いという意味です。蕎麦粉の多い二八そばとか十割そばとかは高いのであんまり手が伸びません笑
こういったお店でいただくおそばはどのくらいの割合で蕎麦粉が使用されているんでしょうね?
さて、この冷やしたぬきそばは並サイズですが、けっこう食いでがありました。
稲葉家さんからの連食のため、提供時の盛りを見て食べ切れるかしらと思いましたが、食べ始めるとスルスルといけました。落語のそば清さんになった気分です。
小ぶりの丼にいっぱいの盛りつけはビジュアル的にグッときます。人気が出るのも納得の一杯でありました。
ごちそうさまでした。