ずっと食べてみたかった知る人ぞ知る西安ローカルフードをいただく
2024年3月、中華人民共和国の陝西省西安市を訪問しました。シリーズものです。
西安市の戸県(現在は鄠邑(hù yì)区という)に滞在しています。
戸県の名物はいくつかありますが、今回は「辣子疙瘩(ラーズグダ)」をいただきます。
辛〜いスープに大ぶりの豚肉とモ(馍:素焼きの固いパン)、少量のヤサイやしらたきなどが煮込まれたものです。
こちらのお店は戸県の中心地である鐘楼の眼の前にあります。
![中国料理 陝西省 西安 辣子疙瘩 大肉 疙瘩汤](https://kang-fu-lu.com/wp-content/uploads/2024/03/33081711525377_.pic_-680x509.jpg)
もちろん「辣子疙瘩(ラーズグダ)」をチョイス。20元也。約400円です。
店頭で煮込まれているのをおじさんが勢いよくよそってくれます。
どーん!ぶぼぼぼぼぼぼぶぼぼぼぼぼぼびゃびゃびゃびゃびゃぽーん。
![中国料理 陝西省 西安 辣子疙瘩 大肉 疙瘩汤](https://kang-fu-lu.com/wp-content/uploads/2024/03/33111711525382_.pic_-680x509.jpg)
ラーメンっぽい見た目ですが、具は豚さんとモです。麺の代わりにモが入っています。
![中国料理 陝西省 西安 辣子疙瘩 大肉 疙瘩汤](https://kang-fu-lu.com/wp-content/uploads/2024/03/33051711525372_.pic_-680x509.jpg)
固さで言えばフランスパン、、、とも違いますけれども、要はスープに漬け込んだパンをいただくわけです。
![中国料理 陝西省 西安 辣子疙瘩 大肉 疙瘩汤](https://kang-fu-lu.com/wp-content/uploads/2024/03/33041711525370_.pic_-680x509.jpg)
同様のスタイルでいただく西安名物に「泡馍(パオモ)」がありますね。
![中国の食_西安_泡馍](https://kang-fu-lu.com/wp-content/uploads/2018/04/WechatIMG72-320x180.jpeg?v=1671352003)
ぶっちゃけた話をすると、スープにひたしたモ(固パン)を食べ続けるのは、パオモも同様ですが、けっこうツライです笑。
けれどもだんだんとクセになる不思議さもあります。
たっぷりと身のついた豚さんを味わいながら、ただただ腹が膨れるばかりのモをいただきます。
![中国料理 陝西省 西安 辣子疙瘩 大肉 疙瘩汤](https://kang-fu-lu.com/wp-content/uploads/2024/03/33071711525375_.pic_-680x509.jpg)
もう腹パンです。辛さはそんなでもありませんでした。
店頭の大鍋をパシャリ。
![中国料理 陝西省 西安 辣子疙瘩 大肉 疙瘩汤](https://kang-fu-lu.com/wp-content/uploads/2024/03/33061711525373_.pic_-680x509.jpg)
ごちそうさまでした。
戸県の鐘楼周辺です。
![中国料理 陝西省 西安 戸県 鄠邑区 鐘楼](https://kang-fu-lu.com/wp-content/uploads/2024/03/33121711525455_.pic_-680x509.jpg)
![中国料理 陝西省 西安 戸県 鄠邑区 鐘楼](https://kang-fu-lu.com/wp-content/uploads/2024/03/33141711525459_.pic_-680x509.jpg)
![中国料理 陝西省 西安 戸県 鄠邑区 鐘楼](https://kang-fu-lu.com/wp-content/uploads/2024/03/33151711525460_.pic_-680x509.jpg)
![中国料理 陝西省 西安 戸県 鄠邑区 鐘楼](https://kang-fu-lu.com/wp-content/uploads/2024/03/33131711525457_.pic_-680x509.jpg)
郊外の街とはいえ、陽が暮れても人通りが多いのはさすが中国ですね。