これでもかという幅広麺の食感は唯一無二の経験
2024年3月、中華人民共和国の陝西省西安市を訪問しました。シリーズものです。
今日は西安の有名なお寺のひとつ「草堂寺(ツァオタンスー)」を訪問します。
草堂寺はワタシが滞在している戸県の近郊にありますのでアクセス容易であります。
と思いきや、路線バスの乗り継ぎで失敗。いつまで経っても乗り継ぎのバスが来ない、、、
908路というバスを待っているのですが、全然来ない涙
1時間近く待ったのですが来ず、時間もお昼近くになってしまったので、しょうがないからメシにするかということで、近くにあった麺のお店に入りました。
裤带(クーダイ)というのはズボンのベルトの意味で、「裤带面」はベルトのような幅広の麺のことになります。
ワタシはビャンビャン麺の大碗(ダーワン:大盛)を注文いたしました。
お店のおばさんが注文を取りに来ると同時にでっかいやかんに面汤(麺湯:ミィエンタン)を注いでくれます。そば湯ですね。
お連れ様は「蘸水面(ジャンシュイ麺)」を注文。幅広麺をつけ汁につけていただくタイプの麺料理。
つけ汁は鶏ガラベースにトマトの存在感がつよいもの。
茹で上がったばかりの麺をつけ汁に浸していく行為はじわじわと食欲をそそります。
幅広の麺につけ汁の濃ゆい味がからんで、何とも気持ちのよい食感。うまいです。
ビャンビャン麺が着丼。
どーん!びゃびゃびゃびゃびゃびゃぶおーんぶおーんびょびょびょびょびゃーんびゃーんびゃーんびゃーんぴょっ。
具材は煮豚の細切れ、トマト、ちんげん菜、もやし。
底に調味料が溜まっていますので底の方の麺をしっぱり上げます。
ラー油が入っていない状態なので、卓上にある油泼辣子を少しかけようと思います。
しっかりかき混ぜてからいただきます。
もちもちとしてコシのある麺、噛みちぎるときの食感と口中で頬張るときの麺の感触がとても気持ちよく、快感さえ覚えます。
シンプルな味付けなので麺そのものの味や風味をたっぷりと味わうことができます。
大盛だったのでヘヴィな麺量でしたが、苦もなく完食!
ごちそうさまでした。
過去のビャンビャン麺の記事↓