西安料理、中国の麺

【西安の麺】biangbiang面(ビャンビャン麺)

麺の国西安の西安の麺シリーズ!今回は有名なbiangbiang麺です。

西安の名物としてまず真っ先にあがるのがこの「biangbiang麺(ビャンビャン麺)」ではないでしょうか。

アルファベットで書かれるのは、漢字がとても難しいからです。

【西安の麺】biangbiang面(ビャンビャン麺)(“百度百科”から引用 )

こんな文字はさすがにパソコンでは表示できません。

さて、このビャンビャン麺は、

  • 幅広麺
  • 麺台に麺を打つ時、「ビャンビャン」という音が鳴る

というような特徴があります。

幅広麺は「软面(ルアン麺:柔らかい麺)」とも言い、ビャンビャン麺の他にも色々な種類があります。

拉条子などの麺は麺台に叩きつける時の音が、「バンバン!」と威勢のいい音が鳴りますが、ビャンビャン麺は幅広麺であるため、薄く長く伸ばした麺が弦楽器さながら「ビャンビャン」という感じに聞こえる事からこの名が来ているようです。

こちらがビャンビャン麺。トッピングはいつもの「油泼(ヨウポー) + 杂酱(ザージャン)」。

【西安の麺】biangbiang面(ビャンビャン麺)

じっくりとかき混ぜます。

【西安の麺】biangbiang面(ビャンビャン麺)

幅広の麺だということがお分かりになるでしょうか。

以前に「扯面(チャー麺)」をご紹介しましたが、それよりは少し厚みがあります。

https://kang-fu-lu.com/2018/06/09/%e3%80%90%e8%a5%bf%e5%ae%89%e3%81%ae%e9%ba%ba%e3%80%91%e6%89%af%e9%9d%a2%ef%bc%88%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%bc%e9%ba%ba%ef%bc%89/

幅広で柔らかな麺がトッピングのソースとねっとりと絡んで心地よい食感です。

油泼は唐辛子の上に熱い油をかけたもの、杂酱はいわゆるジャージャン麺の肉のソースです。

この二つが合わさるとミートソースのような味になると感じるのは私だけでしょうか。

この幅広で柔らかな麺とミートソース(のような味)が絡むと、ちょうどラビオリを食べているような感覚を覚えます。

これもシルクロードならではの味と言えるのではないでしょうか。言えない?

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https://kang-fu-lu.com/%e8%a5%bf%e5%ae%89%e3%81%ae%e9%ba%ba%e3%81%be%e3%81%a8%e3%82%81/

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