鶴舞線植田駅前にある貴重な中華料理店
2024年6月、名古屋市天白区の「勺の園(しゃくのえん)」を訪問しました。
19時50分くらいに到着。待ちなし。
店頭に掲示されているおすすめ料理をチェック。
値段のトラブルを避けるため、この中から注文するときは写真を撮っておいて写真の料金を指し示しながら注文するのがよいでしょう。
ウーロンハイをチョイス。430円也。
さて、このお店の「勺の園」とはどういう意味があるのか?
中国語で「勺(シャオ)」というのは しゃもじ とか さじ とか ひしゃく とかスプーンという意味があり、「掌勺(ジャンシャオ)」は直訳すると「勺を握る」で、転じて「料理する」「コックさん」という意味があるようです。
したがって、「勺の園」には「たくさんの料理」「たくさんの美味しいもの」みたいな意味があるんじゃないでしょうか。よくわかりません笑
ウーハイのアテに「塩水ダック」をチョイス。
これはしょっぱいです笑。お酒のアテには最適です。
美味しいですが半分くらい食べてしょっぱくてギブアップ。残りは包んでもらい、翌日に食べました。
ムムム、、ラム肉串焼きがあるゾ。
3本チョイス。540円也。
西安〜新疆ウイグル辺りでいただく串焼きはクミンがたっぷりとまぶされていますが、こちらの串焼きはすりゴマがまぶされています。串焼きにもいろいろな味付けがありますね。
お店の看板には「四川風味」と書いていますが、どちらのご出身の方がやっておられるのでしょうか。もうちょっと通って仲良くなったら聞いてみたいです。
鴨と羊でだらだらとウーハイを飲みます。
メニューを激写してみます。
奥のテーブルに若い女性がひとりで食事をしていました。
特段めずらしいことではないと思いますが、おやっと思ったのはその近くで焼酎のボトルを入れてひとりで食事をしていた男性が会計時に、女性が飲んでいた生中の料金を支払うことを店員さんに申し出ているのが聞こえたことです。
その男性は会計してそのまま店を出ていきました。かれはワタシよりも後に来店し、この女性と声を交わすこともなかった(ハズ)ので顔見知りではないと思われます。
漫画とかお笑いのコントであるような、カウンターバーでひとりで飲んでいる女性に「あちらのお客様からです」とカクテルが差し出されるアレみたいなシチュエーションじゃねえかよ。
その後女性が食事を終えてレジに行き、店員さんが生中の件を告げると女性はとくに驚いた様子を見せずに会計して退店していきました。
しばらくするとさっきの女性と似た雰囲気の女性が入店し、同じテーブルに座って食事を始めました。
さっきの女性といま入ってきた女性の様子から察するに、もしかしたらここは水商売の女性が仕事前に食事する御用達の店なのか?
さっきの男性はこれから店に行く前の燃料補給をしていたのか?
なんとなくそのように思われました。要調査ですね笑
羊の串を平らげてウーハイも飲み終わったのでメシにしましょう。
「ほうれん草とニンニク炒め」と中ライスをチョイス。
800円也。
どーん!ごもももももももおもおももももももももほうれんそうぐわばばば
ニンニクのフレーバーがじつにいい香りです。
一般には味仙など台湾料理を称するお店で出される「空芯菜の炒め」が有名ですが、そのほうれん草バージョンです。
言われても違いが分かりません。実際栄養価などほとんど同じのようです。
こちらもなかなかに濃い味付け笑。ご飯が進みます。
完食いたしました。合計:2,460円也。
ごちそうさまでした。
中国料理 勺の園:愛知県名古屋市天白区植田3丁目714 シティ高木 1F