女将さんの温かい接客を受けながら松阪牛に舌鼓をうつ
2025年2月、三重県鈴鹿市の「とっくり屋 住吉店」を訪問しました。
18時頃到着。待ちなし。店内客なし。


対面には鈴鹿ホンダ工場。
横から見るとオオッと思うようなたたずまいですが、松阪牛をリーズナブルにいただけるということでやって参った次第。

入店すると女将さんと思しき女性が座敷の縁に座ってテレビを見ていました。
人差し指を立てて「ひとり」の合図をしながら
「こんばんは、ひとりなんですが、、、」と言うやいなや、
「はーい、お好きなところにどうぞ〜」と、裏表のないざっくばらんな感じのニュアンスでお声がけが。

ワタシが着席すると女将さんはすぐに七輪をセットし、2種類の焼肉のタレを置いてくれました。

こちらのお店に来たのは出張先からほど近いところで松阪牛を「リーズナブル」に味わえそうだったこと。
「松阪牛最高級ハラミ」をチョイス。1,800円也。
「松阪牛上ホルモン」をチョイス。700円也。
「日本酒2合」をチョイス。900円也。
「キムチ」をチョイス。380円也。
女将さんが松阪牛ハラミ用に沖縄の有機塩を提供してくれました。粒子がきめ細かくワタシがふだん家で使用しているザラザラのものとは一線を画すもの。
ちょっと舐めてみるとほんのりとした味わいが舌を通じて伝わってきます。
優しい塩味。

今日は「どーん!」はなし笑。
これが松阪牛のハラミ。

ホルモン。


これはキムチです。みんな知ってるわな。

松阪牛のハラミは歯ごたえの存在感を少し感じ始めるとすぐに柔らかくほぐれて牛肉のうまみとともになくなっていきます。
名残惜しい。もうちょっと咀嚼していたかったですが、意に反してあたかも一瞬でなくなっていきます。

ホルモンは普段各所でいただいている感じるホルモンの味がしません。
ホルモンの脂身を包む皮が弾けたときに溢れ出る肉汁とその香りにクセが全くないのです。
これはホルモンを敬遠している人たちにぜひオススメしたい。
というかむしろオススメしたくない笑。秘密にしておきたい禁断の味わいです。

ワタシが会計をする頃合いにグループ客が入ってくるまでは店内ワタシひとりのみ。
その間女将さんとトーク。
お店は以前は白子にあったのを20年くらい前にこちらに移ってきたとのこと。
趣味の四国八十八ヶ所めぐりをこれまで何度も踏破したとのことなど、いろいろなお話を聞かせていただきました。
最後に「大ライス」をチョイスし(280円)、大切にとっておいたハラミとキムチを載せて松阪牛丼ぶりを実現。
瞬殺でありました。

お食事終了。けっこうお腹いっぱいになりました。
ウソです。腹4分目くらいです笑。まあしょうがない。


ごちそうさまでした。
とっくり屋住吉店:三重県鈴鹿市住吉1丁目34−19