2013年3月16日から20日の日程で、新疆ウイグル自治区のウルムチ、カシュガル、タシュクルガンを訪れました。
前回はタシュクルガン・タジク自治県に入り、タジキスタンとの国境を通過、タシュクルガン鎮に到着しました。
タシュクルガン鎮のおだやかな夜
石頭城跡
3月18日の18時半、タシュクルガン鎮の街の北側に「石頭城」という古代の城跡があるので行ってみます。
城跡と言っても、土を塗り固めて造られた大きな建物がかつてここにあったようだ、という感じの場所です。
城跡なだけにいまは高台になっているので、上って周囲を見渡してみましょう。
石頭城は「漢書」に登場する西域三十六国のひとつ「蒲犁(プーリ)国」の城だとされています。
以来、このタシュクルガン一帯は多くの王朝が支配し滅亡しましたが、城跡だけは約二千年後の今日にその面影を残しています。
もうすぐ19時ですが、向こうの方に青空が見えてきました。明日は晴れそうです。
石頭城のふもとは湿地帯のようになっていて、歩けるよう歩道が設けられているのが見えます。明朝早起きして行ってみようということになりました。
観光地にしようと開発が進められているようです。
やあ!
ホテルに戻ってきました。
羊肉とラグマンを食う
飯だ飯だ!
ティーポットとカップがいいですなあ。店内もここが中国とは思えないデザイン。
ヨーロッパにどんどん近づいてるんだなあという実感がします。
羊肉の串焼きです。肉厚だ!
ラグマンのアタマです。
麺にかけて、よくかき混ぜていただきます。むちゃくちゃうまい!
麺をお替りしてしまいました!
食った食った!ごちそうさまでした。
漢族の店でビールを飲む
イスラムのお店ではお酒が飲めませんので、夜な夜な何か飲めないかと街を探検したところ、漢族がやってると思しき食堂を発見。
でも看板をよく見たら「回民」と書いてましたね、、、
凉菜(リャンツァイ、サラダ)とピーナッツで瓶ビールをいただきました。
タシュクルガン鎮の夜がふけます。
次回、朝の石頭城跡を散策後、タシュクルガンを発ちます。