串串を食う
串串(チュアンチュアン)は四川発祥の鍋料理です。以前も一度ご紹介しましたね。
火鍋は日本でもポピュラーですが、串串は一口サイズにした具材を串に指して冷蔵庫に置かれているのを各自がセルフで取って火鍋に放って食べ、最後に串の本数で会計をするというスタイルです。火鍋の亜流といってよいでしょうか。火鍋は具材がある程度まとまった量運ばれるので、少人数ではいろいろな具材を楽しみにくいという難点を、この串串は解消しています。
この日お邪魔したお店は開店記念セールで3.2割引きをしていました。しかし夜7時過ぎでしたがお客さんがいません。心配です。
わたしと友人はこの日辛いのを食べる気がしなかったので、「三鮮」という唐辛子なしのスープを選択。せっかく2つに別れているのに両方とも同じスープなのは写真にインパクトがないですね。
普通に飲み食いして会計は82元(1400円くらい)でした。
他の店ではふたりでだいたい60元くらいなので、割引もあってこの値段はわたしにとっては高いという感覚です。お店の家賃がだいぶ高いのかもしれません。
串串は夏は路上で営業する店がたくさん出るほどポピュラーで、その分大衆的でお値段もお手頃な印象の食事です。
ですので串串というありふれた業種の店をどのように他店と差別化していって利益を出すか、というのはけっこう難しいことかと思います。
さて、このお店は今後どうなるでしょうか。