明るい老夫婦の営む町中華の暖かさがメガネを曇らす
2023年12月、岐阜県岐阜市の「飛騨天狗」を訪問しました。
「小天狗」さんからの2軒目であります。
20時20分到着。待ちなし。店内9割ほどの入り。
入店するやいなや、店内の暖かさに外の寒気にさらされた身体が和らぐと同時に瞬時にメガネが曇りました。
カウンターの一番入口寄りの席に着席。
先ほどの「小天狗」さんよりも少し広めの店内。メニューも麺の種類や丼もの、各種おつまみが豊富です。
小天狗さんやこの飛騨天狗さんみたいな店、名古屋は本当少ないですよね〜。
見るからに人の良さそうな、70代くらいの御夫婦がカウンター奥の厨房で立ち働いておられます。お父さんの方が炒め物や麺上げ等の調理担当で、お母さんの方が調理補助兼フロア補助みたいな感じ。
30代くらいのメガネをかけた女性がひとり、こちらがフロア担当。
カウンター席の上に「しぼり酒」というのが書いてあるのが目についたのでチョイス。500円也。
にごり酒でした。クセなくまろやかな味わい。
かぼちゃの煮つけがおつまみに出てきました。ありがたや〜。いただきやす〜。
例によってかぼちゃでひたすらチビチビやり、お酒がなくなる頃合いに「高山ラーメン」をチョイス。500円也。
さきほどの「小天狗」はあっさりな和風テイストの醤油ラーメンでしたが、こちらの高山ラーメンはスープ表面に油膜が張っているのが分かるように、獣系スープがガツンと効いていて明らかな違いがあるのが分かります。
チャーシューも肉肉しいものが1枚。この豚さんを炊いたのをラーメンスープに利用していると考えられます。
麺はこちらも細ちぢれ麺でモチモチ感がクセになるタイプのもの。うまいです。
お会計:1,000円也。
ごちそうさまでした。
うまかったし人もよかった。こんなお店が近所にあればナァ。
21時。
一時は吹雪になるんじゃないかという勢いでしたが、今はほとんどやみかけています。
飛騨天狗:岐阜県岐阜市長住町7丁目3