2021年12月16日(木)から18日(土)にかけて、兵庫、大阪、奈良を旅しました。
前回は兵庫県たつの市の旧市街の街並みを散策しました。
明石で明石焼きをいただいてから鶴橋へ
明石で明石焼きを食う
じっくりとたつのの古い町並みを散策した後、14時半頃、明石駅に降り立ちました。
名店と評判の「いづも」へ明石焼きをいただきに。
ビールを飲んでる客のおじさんが店のおばさんにからんでいて、関西の路端の一風景といった風情。おばさんも適当にあしらっていました。
明石焼きとは、たこ焼きの生地に卵を多めに加えた生地で作ったたこ焼きという感じです。普通のたこ焼きよりもぽてぽてと柔らかくこってりとした味わいで、それを関西のお出汁で食べさせるのが明石焼きの食べ方だそうです。
ごちそうさまでした。
明石城跡
明石焼きをいただいたあと、腹ごなしに駅前にある明石城跡へ。
明石城は1618年、二代将軍徳川秀忠の命により築城開始、翌1619年に完成しました。築城に携わった小笠原氏が1631年に本丸を焼失させる火事を起こして翌年に小倉に転封され、しばらく幕府の直轄地となりました。
その後、大久保氏や本多氏が入城した後、松平忠国が丹波篠山から入封、その後明石は松平氏の領地となり、幕末まで続きました。
危ないおっさん
明石駅から大阪へ向かう電車に乗り込むと、向かいの正面の席におっさんがどかっと無造作に座ってきました。
ワタシはその時「鬼平犯科帳」の文庫本を眺めていたのですが、おっさんが席に座りながら、「おにへいはんかちょう、、、」などと呟いたので、「これは要注意だ」と努めて正面に座ったおっさんを見ないようにしておりました。
途中駅でワタシの隣に座っていた青年が降りたときに青年がおっさんの足に触れたようで、おっさんが声を張り上げて、
「おおいいうい!兄ちゃん何か言っていかんかい!」と奇声を発しました。やはり危ないおっさんだ!
その時におっさんの顔をちらと見たところ、さっきの明石焼きの店でおばさんにちょっかいを出していたおっさんではないか!
そのままワタシは文庫本から目を離さず、大阪駅で下車。おっさんの行方は知らぬ。
朝鮮の匂い漂う鶴橋の街
鶴橋に到着。
徒歩5分ほどで今日の宿「bnb+ Osaka Tsuruhashi」にチェックイン。いわゆるユースホステル、青年旅舎。宿賃は1,500円。
荷物を置いた後、宿からすぐにある銭湯「白鶴温泉」で汗を流しました。
名古屋には鶴橋のような街はありません。
これは現代において名古屋にとって褒め言葉なのかもしれません。鶴橋駅高架下のような言わば「煩雑」「猥雑」は都市の発展に差し支えるのでしょう。
時代の流れとはいえ寂しい気持ちがあります。
マッコリをやりながらホルモン焼きとチヂミをいただく
駅から少し離れた、オモニがやってるお店「チング」に。
ホルモン焼きが絶品。瓶ビール、マッコリとチヂミをいただきました。
オモニによると、現在鶴橋周辺に居住されている朝鮮ルーツの人たちは、チェジュ島から移住された人々が少なくないそうです。
「チング」の外観。チングとはハングルで「友達」という意味だそうです。
ごちそうさまでした。
その後もう1軒、居酒屋に入りましたが、おじさんがワンオペでてんてこまいだったので、おでんを少し突っついてから出ました。こちらもごちそうさまでした。
鶴橋の夜景。
明日は生駒山に登った後、奈良の西大寺周辺を散策する予定です。
乞うご期待!
今日の出費:
項目 | 金額(円) | 備考 |
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新開地の立ち食いうどん屋さん | 310 | きつねうどんとおにぎり |
切符 | 1,340 | 神戸→姫路→本竜野 |
桃栗三年柿八年 | 700 | ラーメンうすくち |
霞亭 | 900 | そうめん |
切符 | 990 | 本竜野→姫路→明石 |
いづも | 1,500 | 明石焼き、ビール |
切符 | 940 | 明石→大阪 |
Suicaにチャージ | 1,000 | @大阪駅 |
bnb+ Osaka Tsuruhashi | 1,500 | 1泊2日素泊まり |
水 | 100 | ファミマ |
白鶴温泉 | 570 | 銭湯(タオルと石鹸つき) |
チング | 4,950 | 瓶ビール、マッコリ、ホルモン焼き、チヂミ |
居酒屋きよ | 880 | 芋お湯割り、おでん |
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韓国 北朝鮮 ソウル キムチ サムゲタン サムギョプサル 焼肉