唐太宗の陵墓「昭陵」の訪問記その4です。
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というわけで、やっと昭陵に到着しました。
昭陵


昭陵は「九嵕山(ジョウゾンシャン)」という山にあります。
唐代の皇帝の陵墓は、前漢の皇帝の陵墓のように人工的に造られたものではなく、もともとある山をお墓としています。
これは無駄な労役を廃すための施策の一環です。民を思いやる気持ちが感じられますね。
考えてみれば、荘厳な景観の陵墓とか兵馬俑とか万里の長城とか、みんな人足をこき使って作ったものですし、事故や厳罰で何人も死んでいるでしょうし、中国に人権なんてあったものではない時代(今もないか)のものですから、こうした史跡をいたずらに褒めそやしたりありがたがるのはおかしな話なのかもしれません。
今をどう生きるかの方がよほど大切なわけですからね。
さて、昭陵は散策にも適しており、家族連れも多く訪れ賑わっています。

石碑に手を触れないように。


山登りは疲れる、の一言に尽きます。


登りきった!と思ったらまだ向こうにも道が。


昭陵の入口がはるか彼方に。

入口から1時間もかからずにこんな絶景を見れるのはすごいですね。
来た甲斐がありました。


1500年前の史跡に訪れ悠久の歴史に想いを馳せる、というよりはハイキングにやって来たという感じになってしまいましたが、まあよい運動になったので良しとしましょう。

昭陵から袁家村に戻り、青年にヨーグルトを奢って別れました。
青年は黎(リ)くんといい、微信(wechat)の連絡先を交換して今でもたまにやり取りをしています。
以上、昭陵訪問記を終わります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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