【奈良旅行】吉野山散策（その２）

2021年11月25日（木）から翌26日（金）にかけて、奈良県の吉野山へ行きました。

本稿は以下の続きになります。

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紅葉の美しい吉野山を歩く

ロープウェイに乗るなら吉野駅に早く到着しすぎてもダメ

2日目の行動の大まかな流れ。本稿では①ー④までを取り上げます。

1. 朝、近鉄吉野線で「吉野」駅へ
2. ロープウェイで「吉野山」駅へ
3. 金峰山寺、吉水神社などを参拝
4. バスで「奥千本口」へ
5. 西行庵を見物する
6. 徒歩で戻り、途中で昼食をとる
7. 吉野駅に到着

昨夜は「松月館」に宿泊。

朝７時過ぎに宿のおじさんが朝食を部屋まで持ってきてくれ、部屋で食事をします。

朝食の時間は前日に好きな時間を指定でき、他の客と時間がバッティングしていない限り希望の時間に持ってきてくれます。

ごちそうさまでした。お世話になりました。

下市口駅へ。ちょうど登校の時間帯で、多くの中高生がこの駅で下車する光景が見られました。

8時40分頃吉野駅に到着。

気合いを入れて来たものの、ロープウェイの始発は9時20分ではないか！まだ30分以上時間がありました。もう少し宿でだらだらしていてもよかった、、、

観光案内所もまだ開いておらず、ロープウェイに乗らずに徒歩で行くとどのくらいかかるものか判然としないので、仕方なくここで時間をつぶすことにしました。

後でわかりましたが、徒歩でも吉野山をのんびり登っていけない距離ではありませんでしたので、時間に余裕があったり健脚に自信がある方はロープウェイに乗らなくても大丈夫そうです。

もともとハイキング目的の装備で来ている人はロープウェイ乗らなそうですね。

さて、ようやく時間になったので駅構内に入場し、ロープウェイに搭乗する。

金峯山寺

3分ほどで吉野山駅に到着。風情ある参道を歩きます。

吉野山駅から徒歩5分ほどで「金峯山寺（きんぷせんじ）」に到着。

金峯山寺の創建は７世紀後半。修験道の総本山として尊敬を集め、日本各地から多くの修験僧や山伏が集い修行に励みました。

国宝で世界遺産の仁王門と蔵王堂はあいにく大改修中でその全貌を明らかにすることはできませんでしたが、仁王門に鎮座している金剛力士像は仁王門の改修中は奈良公園内にある奈良国立博物館「なら仏像館」にて展示されています。

外観は工事中ですが、お堂の中はじっくりお参りすることができます。

二礼十七拍一拝の吉水神社

金峯山寺を出て、次は「吉水神社」へ。こちらも世界遺産です。

金峯山寺と同様、吉水神社の創建も７世紀頃。当初は修験僧の僧坊だったのを南朝時代に後醍醐天皇の皇居として使用されたため、明治時代に神社として改められました。

けっこう最近まで仏教施設だったわけです。

吉水神社は他の神社と参拝の方法が異なります。一般の神社は「二礼二拍一拝」ですが、吉水神社は「二礼十七拍一拝」なのだそうです。17回も拍手するのはすごい。

ちょっと気後れしたが郷に行っては剛に従え、しっかり17回拍手いたしました。

拝観料を支払えば書院を見学でき、以下のようなものを見ることができます。

• 後醍醐天皇の玉座
• 源義経と静御前の潜居（頼朝に追われて隠れていた）の間
• 秀吉の愛用した金屏風や秀吉にまつわる壺や書
• 水戸黄門の書

などなど。かなり見ごたえがあります！

勝手神社

吉水神社を出て、「勝手神社（かつてじんじゃ）」の前まで来ました。勝手神社は2001年に火事でお社が焼失してしまったそうで、有志が再建委員会を立ち上げて再建に向け活動しています。

現在、勝手神社の敷地にはほとんど何も残っておらず空き地のようになっており、この時は観光ツアーと思しき人々が集まって参拝をしていました。

勝手神社前にあるバス停でバスを待ち、これから「奥千本口」に向かうこととします。

それでは続きはまた今度。

今日の出費：

項目	金額（円）	備考
切符	280	下市口→吉野
ロープウェイ切符	450	吉野→吉野山
金峯山寺	1,600	蔵王堂拝観料
吉水神社	600	書院拝観料

 

 

 

 

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