2018年12月30日から2019年1月1日にかけて、山西省の臨汾市と運城市を旅しました。
前回は巨大関羽像の鎮座する「関公像景区」を訪ねました。
宋代の塔を眺めて帰る
運城市街へ戻る
13時半、関公像景区を後にし、バスで運城市街に戻ろうとしましたが、うっかり反対方向のバスに乗ってしまい、貴重な時間をロスしてしまいました。
15時、ようやく運城市街に戻ってきました。
ぶらぶら歩いていると大きな市場があったので覗いてみました。
やはり中国の市場は良い、エネルギーに満ちあふれている感じがします。
小腹が空いたので麺を食う
15時半、昼食が早かったこともあり、小腹が空いてきたので食堂に入り麺を食いました。
扯面(チャー麺)という種類の麺です。小麦粉をこねた塊を綿棒で均等に伸ばすのではなく、手で伸ばして薄く仕上げて裁断して茹でたもの、と思われます。
味付けは「炸酱」、ジャージャー麺ですね。私はこれが好きでよく食べます。
※「扯面(チャー麺)」について
太平興国寺塔
幸いまだ時間があるので、またバスに乗り「興国禅寺(兴国禅寺:シングオチャンスー)」に向かいました。
寺院の付近は開発が入っておらず、昔風の住居がそのままになっており雰囲気がいいです。
17時、興国禅寺は閉まっていました、、、
お寺も見たかったのはもちろんですが、本来の目的は宋代に建てられたと言われる「太平興国寺塔」という塔なのですが、見当たらない、、、
ちょっと離れた場所にあるようです。
路地を歩いていると、不意に塔が現れました。
「太平興国寺塔(太平兴国寺塔:タイピンシングオスーター)」はまたの名を「安邑塔(アンイーター)」とも呼ばれ、宋代には現在の塔が完成していましたが、その原型は隋代には存在しており、当時は「舎利塔」と呼ばれていたそうです。(どんな高僧の遺骨が収められていたのか?は不明でした)
現在、この太平興国寺塔はこれまで数度に渡る震災による被災で、大きな亀裂が入ってそのままになっているそうです。
角度的にその亀裂を見ることはできませんでした。おそらくその亀裂への影響を抑えるため(参拝、見学者を制限するため)に寺院の門を閉ざしているのではないか、と考えます。
路地の間からそびえ立つ塔も風情があっていいですね。
ライトアップされた関羽像
18時、運城北駅に戻ってきました。これから西安に帰ります。
関羽像はライトアップされてマッキンキンです。
ありがとう関羽!お元気で!
夜の運城北駅構内はちょうど到着する列車が少ないのか、人もまばらです。
列車が来ました。さようなら運城、さようなら山西省!
以上、中国山西省、古代中国の皇帝と関羽の故郷の旅でした。
ここまで読んでいただき、大変感謝!
ありがとうございました!