2013年3月16日から20日の日程で、新疆ウイグル自治区のウルムチ、カシュガル、タシュクルガンを訪れました。
3月16日
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[移動]日本からウルムチ国際空港へ |
[宿泊]ウルムチ市内 | |
3月17日
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[移動]ウルムチ国際空港から飛行機でカシュガル空港へ |
[観光・宿泊]カシュガル市内 | |
3月18日
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[移動]カシュガルから車でタシュクルガンタジク自治県へ |
[観光・宿泊]タシュクルガン | |
3月19日 |
[移動]タシュクルガンから車でカシュガル空港、飛行機でウルムチへ |
[宿泊]ウルムチ市内 | |
3月20日
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[移動]ウルムチ国際空港から日本に帰国 |
今回の旅は、2011年10月に訪れた甘粛省の敦煌とともに、シルクロードの風情にどっぷりと浸ることができた素晴らしい旅でした。
世界で最も海から遠い都市「ウルムチ」
どこに行く
地図で示すと以下のような感じです。とりあえず北京に行きます。
そこからウルムチに飛びます。ウルムチは中国の西の端、新疆ウイグル自治区の首府(要は省都、県庁所在地)です。
日本からの便ですので、ウルムチ到着は夜間になります。当時は(おそらく今も)直行便はありません。
ウルムチに一泊し、翌朝カシュガルに飛びます。
カシュガル市街を観光し、翌朝自動車でタシュクルガン・タジク自治県を訪ねます。「ムスターグ・アタ」などアジア最高峰クラスの山々を眺めることができます。
タシュクルガンで一泊し、翌朝カシュガルに戻り、ウルムチで一泊し、翌朝日本に帰国しました。
新疆ウルムチに降り立つ
3月16日、朝5時前に起床。羽田空港から北京を経由し、中国時間の20時40分に新疆ウイグル自治区のウルムチ空港に到着しました。
荷物待ちです。いまはどうか知りませんが、中国の施設は全体的に薄暗い印象があります。この時は21時だったということもあり、もう到着する飛行機はないからなのか、照明がほとんど落とされていました。
無事に荷物を受け取り、待ち合わせていたMさんとTさんと落ち合いました。
そうです。今回はひとり旅ではなく、落語みたいですが三人旅です。このメンツでは翌年にもチベット自治区を旅行しています。
ウルムチ空港を出発し、市街に入ると、近代的なビルやマンションが視界を占めます。
さすがに沿岸部の大都市に比べれば規模は劣りますが、ウルムチも都会というにじゅうぶんな街並みでしょう。
ちなみに、このウルムチは世界で最も海から遠い都市として、ギネスブックに登録されているそうです。(https://ja.wikipedia.org/wiki/ウルムチ市 より)
串を食う
レストランはやはり清真(チンジェン)が多い感じです。中国のイスラム信仰の民族「回族」もしくはウイグル族が経営するお店です。清真のお店では豚肉を扱いません。
ハラルかどうかというと、厳密には違うのでしょう。お酒が飲める清真のお店もあるので。
このお店はウイグル族と思しき青年たちが店番をしており、ビールはあるかと聞いたところ、あるとのこと。ウヘヘヘ。
ビールを飲みながら牛肉麺と串焼きをいただきました。
満腹であります。お金を払っている男性は別のお客さんです。
夜のウルムチを歩く
腹ごなしにウルムチの街を歩きます。
中国の街並みとほとんど変わりないですが、建物のてっぺんにタマネギ型の屋根を散見しました。やはりイスラムの影響がちょっとはありそうです。
3月のウルムチはまだかなり寒いです。東京、埼玉、名古屋在住経験者としての体感です。
カシュガルへ
3月17日、朝6時に起床。7時にウルムチ国際空港に到着しましたが、空はまだ真っ暗。
チェックインはしたものの、売店もまだ真っ暗。
とりあえず、搭乗が始まりました。
搭乗ゲートからバスで飛行機まで移動します。寒い。
午前8時。この頃にはだいぶ陽が出てきました。外でだいぶ待たされます。
乗客は漢族(と思しき人たち)が半分以上、イスラムっぽい雰囲気の人も少なからず搭乗します。
係員がかぶっているロシアっぽい帽子が雰囲気あります。
やっと搭乗です。
飛行機は8時44分に離陸!
カシュガルに到着
10時23分にカシュガルに到着。
おっ、日本語の広告がありますね。
カシュガル空港の建物は比較的新しい感じです。
人はまばらです。駐車スペースも広くないです。
待ち合わせていた運転手のカルマンさんと会うことができました。これから多くの時間をカルマンと過ごすことになります。
次回、カシュガル市内を観光します。