着席後にダベっていると店主からの問いかけを聞き逃す
2023年12月、東京都目黒区の「ラーメン二郎 目黒店」を訪問しました。
数年ぶりにやってきました目黒の駅前。
目黒シネマのある方の坂から下っていき、山手通りに向かいます。
権之助坂交差点。左の道が「権之助坂」というはずで、ではワタシがいま来た坂は正確には何と言うのだろう?
目黒駅前方面を振り返ってみます。
ラーメン田丸。このお店も昔よく訪問させていただきました。
17時50分くらいに到着。待ち40名くらい?
接続して10分くらいで開店しましたが、鍋二郎も絶賛受付中だったのでそのせいか進みが遅い印象。
18時40分でやっとこの辺。
19時ジャストでお店の前まで到達。
食券を購入。小ラーメンをチョイス。500円也。
おなじみの名物ご店主が黙々と麺上げをしているのが見えます。ワタシが10年以上前に通っていたころは今はなき近鉄球団のキャップをしておられたことを思い出しましたが、今日のご店主は緑色のキャップです。
後方では楽天球団のシャツを着た助手氏が作業をしつつ並んでいる人たちに麺量と何名連れかの確認をしています。
ワタシのすぐ前に並んでいた兄ちゃんが飛び石で前の方にワープしていきました。
少ししてからそのまた前に並んでいたサラリーマンの4人組がご店主の正面に着席しました。
手が空いていた助手氏が店外に向かって口の前で人差し指を立てました。
一人かどうかの確認でワタシもワープできるのかと思って人差し指を掲げましたが、そうではないみたい。というか、さっきすでに確認してたし。
助手氏がもう一度口の前で人差し指を立てる動作をしました。どうも今しがた着席したサラリーマン4人組に対してサジェスチョンしている様子。
仕事納めを終えてリラックスしているからか、4人ともみな話に花を咲かせており助手氏のジェスチャーに気付いていません。
ほどなくして、黙々と作業していたご店主が「ハイ〜小、小、大、小」と言葉を発しました。
後方で立っているワタシたちからはご店主が出来上がった4つの丼を示しながら「小、小、大、小」と言って彼らにコールを促しているだろうことが推察できるのですが、彼らからは厨房の調理中の丼が見えず、さらにはダベっていてご店主が唐突になにか言い出したことに理解が及ばない様子。
ご店主がもう一度「小、小、大、小」と言って、一瞬間を置いてからカウンター上に配丼し始めました。
丼を受け取る4人組に微妙な空気が流れているのがありありと分かります。
助手氏はすでに自分の作業に没頭されていました。
いやあ、いいものを見させていただきました(笑)
19時10分に着席。
3分くらいしてご店主がこちらを向いて何か言葉を発したため、前に着席した二人組に続いてワタシはニンニクをコール。
ご店主のキャップは大リーグの弱小球団オークランド・アスレチックスっぽい。藤浪が最初に入団したチームですね。
どーん。ふひょう〜へべへべらけへべらっっきょ〜。
夢中ですすります。ヤサイがクタっとしていて食べやすいもの。
昔と変わらない非乳化で醤油の味がキリッと香るスープは健在。やはりド乳化スープよりこういうスープの方がいまは好みです。ニンニクが溶け込んで香りと味わいは倍増します。
麺はパツとしながらも随所にデロさのある変幻自在を感じられる麺。
行儀やマナーなぞ忘れてしまう魔力を持っているのが二郎。
一方で、早く食べ終わらないと叱られるかも、、、という一抹の不安が脳裏をよぎりながら食べ進めている自分もいます(笑)
完飲できそうでしたが、食後の余韻を楽しむ余裕をもつことも大人のたしなみ(笑)
ごちそうさまでした。
行列は長くなる一方です。
山手通りの向こう側から見た行列。
ラーメン二郎 目黒店:東京都目黒区目黒3丁目7−2