【映画】Coda コーダあいのうた

Coda コーダあいのうた

2022年3月7日　月曜日

漁業で生計を立てる４人家族の父、母、息子が聾唖（ろうあ）で娘さんだけが健聴者という一家。娘さんは家族の通訳をすることで一般社会と家族を結びつける役割を担っており、そして歌が好きである。気になる男の子が合唱部へ入ったのを見て勢い自分も合唱部へ。合唱部の先生にも目をかけられ歌に打ち込もうとするが、家族の中の役割との両立で悩み、、、

憎ったらしい悪役や観るものを落ち込ませる陰鬱なエピソードもなく、肩肘張らず、かつ適度にハラハラしながら最後まで見ることができる映画です。

劇中クラッシュの「I Fought the Law」が良い感じで流れますが、ワタシの世代には日産のエクストレイルの宣伝で使われていた印象が強く、何だか惜しい気分に。

ジョニ・ミッチェルの曲がクライマックスに使用されますが（素晴らしい。何の文句もない）、映画観賞後に監督さんについて調べたら、たたずまいがジョニミッチェルによく似ていました。ジョニがお好きなんでしょうね。