オードリー・ヘプバーン
2022年5月11日 水曜日 プライムツリー赤池・TOHOシネマにて鑑賞。
オードリー・ヘップバーンの生涯を追ったドキュメンタリー。
バレリーナを目指していたが、アルバイトのような感覚で出演した舞台や映画への出演で注目を浴び、トントン拍子でスターへの階段を駆け上っていった。
私生活では2度の結婚生活に失敗し、幼いころに離ればなれになった父親との不仲が薄幸な暗い影を落とした。
晩年のユニセフの活動に没頭していく彼女は、自分の中に足りないなにかを求めるかのようだった。
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世界中から愛されたのに誰よりも愛に飢えていたという話に涙が出ました。
最期の映画出演となったスピルバーグの「オールウェイズ」を今度観てみたいと思います。
オードリーには長男、次男と2人の子供がいて、それぞれ結婚していた男性との間にひとりずつもうけた子供。この映画は長男の方が出演してコメントをしています。長男と次男は母親が残した遺産の相続について未だ係争中らしく、それもあってか次男の出演がありません。
したがってこの映画をオードリー・ヘップバーンを語るうえで周囲から十分なコメントを得られたものではないことは確かでしょう。裁判の性質がどういうものか分かりませんが、次男からのコメントも得られればこのドキュメンタリー映画の価値もより高いものとなったでしょう。
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