登龍亭の前座さんがいたから「とうりゅう(棟梁)」の噺をかけた?
こしらの集い名古屋(2023年11月)
2023年11月25日、名古屋市熱田区の「名古屋中央卸売市場場外市場」を訪問しました。
目的は名古屋中央卸売市場場外市場の新鮮な海鮮をいただくのではなく、落語を聞きに来たのであります。
18時過ぎに到着。チケット購入時に「まぐろや」さんの名前があったので、まぐろやさんの店内でやるのかと思っていたら違うみたい。
立川こしら師
立川こしら師匠は昨今テレビでおなじみの「立川志らく」師匠の一番弟子。
古典でもなく新作でもない、フリートークの延長みたいな落語をやるので落語界隈(=年配の落語家および保守的な落語ファン)からはハブられ的存在ですが、
- 志らくの一番弟子
- 落語以外にも手広くやってるみたいだけど、何してるかよくわからない
- まともに落語してないけど、落語家をやめずに続けている
なので、「なんかあるんじゃないか」と一目置かれるような立ち位置を確立しているように思います。してない?
フリートークと落語一席
チケット料金は2,000円也。18時開場、18時半開演。
まぐろやさん主催?ということで終演後にいただける美味しそうなお弁当を販売していました。ちょっと関心ありましたが、お昼に「人生餃子」に行ってお腹いっぱいで、18時時点でも食欲なかったのでスルーせざるを得ませんでした。
18時半に開演。
こしら師の噺を聞くのは久しぶりでしたが、開口一番、声が大きくよく響いたのが圧巻でちょっと感動しました。
どこに感動してるんだって話ですが、SNS上では舌鋒鋭い談◯楼師の高座を昔見た時声が小さく何言ってるのかよく聞き取れなかったことを思い出してしまいました。余計か。
やはりこしら師はフリートークが真骨頂ですね。ここでは書けない裏話をたっぷり楽しむことができました。
お仲入り後の一席は「山崎屋」。前半のフリートークに対してちゃんと落語をされていました。来年大須演芸場の定席をやることが関係しているのかもしれません。
お手伝いとして参加されていた登龍亭門下の前座さん2名は終始オドオドしていた感じでしたが、登龍(とうりゅう)亭門下の後輩のために「とうりゅう(棟梁)」が出てくる話をしたのだとしたら、ちょっと寒い、、、
褒めているんだかけなしているんだか分かりにくい書きっぷりですが、褒めています。久しぶりのこしら師の高座、堪能させていただきました。
うまいもん処 まぐろや:愛知県名古屋市熱田区千代田町17−8